岩の描き方【イラスト背景講座】

岩背景講座
こんにちは出雲寺ぜんすけ(‎@blankcoin)です。
今回は岩の描き方について解説していきたいと思います。

岩は背景を描くうえでとても汎用的に使えるので、描けるようになるととても役に立ちます。

現代物でもファンタジーでも空、木、山、草そして岩。これらが描ければ屋外の絵はかなりカバーできます。

そんな背景の重要モチーフである岩。ぜひ習得していただければと思います。

岩の線画を描く

岩0

まずは、線画で岩のラフを描きます。

ペンの設定はシェイプ(コントロール:筆圧)にチェックON
しただけの普通の筆です。

だいたいの形をとりながら岩の影にあたるところに斜線を入れていきます。
影の部分のアタリですね。後の工程で、この部分に暗い色を塗ります。

この線画の時点でそれなりの見た目になっていると後で楽ですが
どのみち、この線画を無視して影塗ったりすることもあるんでそんなに厳密でなくてもいいですね。

ちなみに、今回の岩のラフはとくに何も見ずに手癖で描いてますが
初めて描く人は実物や背景画の資料を見ながら描くのがベストです。

岩に限らず、絵全般に言えることですが絵を描くときは
資料を見るべきだと個人的には思っています。
そうでなければプロがわざわざロケハンなんて行かないですからね。

あと、背景画の初心者の場合は写真資料だけだと背景画っぽくならない
ならない可能性があるので、合わせて背景画の資料を見ると良いと思います。

立体的に描く
岩1
ピンクの線のように真っ直ぐ直線的になってしまうと
立体感がでないので、赤い線のように手前に弧をえがきます。

影のラフ

岩2

青いところが影になります。
今回は複雑な形ですが、シンプルな
形状の岩ならば左上に描いたもののような影でもいいです。

岩のベース色を塗る

岩3

塗り始め画像です。
まず、色を置いただけの状態

岩の影色を入れる

岩4

線画で斜線入れてたところに影色を入れた状態です。

岩の影色を馴染ます

岩5

影色が適当すぎるので不透明度低めのブラシで馴染ませていきます。  
このぐらいの状態もイメージボードっぽくてわりと好きです。

岩の塗り込み

岩6

影色を馴染ませたときと同様に不透明度下げたブラシで塗ります。
光や影の範囲もこの時点で調整したりしても良いと思います。

岩7

岩の表面のデコボコを描く

岩11

さて、次に岩の表面のデコボコです
何か物足らないときに入れると岩っぽくなったりします。
描き方は単純です。凹を表現するために影とハイライトを入れるだけでできます。
へんこんでいるものは、だいたいこんな感じで描けます。

月のクレーター
岩12

ちなみに岩と同じく月を描くときにもこれは使えます
月も岩と同じ形のへこみもあっていいと思いますが月のクレーターは一度膨らんでからへこんでいたりしますよね。
そのため少しだけ描き方を変えたりもします。

このように、影の外側にさらにハイライトを入れることで穴のふちの盛り上がりを表現します。

反射光を描く

岩8

デッサンの本なんかで一度は見たことあるんじゃないかと思われる、反射光の球体です。
反射光は球体を描くときだけでなく、様々なものを描くときにも活用できます。

岩10

岩の場合も左にくらべて右のようになったほうが立体感がでたのではないでしょうか。

周囲が草のことが多いので緑系の色で反射光を入れるといい具合になります。

色を調整して完了

岩9

拙著デジタルイラストの「背景」描き方事典にも岩の描き方を説明しているページがありますのでよろしければそちらも見ていただけたら幸いです!

デジタルイラストの「背景」描き方事典  発売中!!

2015年2月7日

…と、今まではここでこのページは終わりだったのですが……

なんと、拙著【デジタルイラストの「背景」描き方事典】の内容を途中まで公開しちゃいます!!

ここからは書籍版の解説になります。

書籍版 岩の描き方

背景事典の岩
 岩の形は、川の上流のゴツゴツしたものからや下流によくある丸くなったものまで様々ですが、【05】のように角を削る塗り方法をおぼえることでどちらも描けるようになります。

そして岩が描けるようになると荒野や崖なども同じ方法で描けるのです。

ここでは灰色で岩を描いていますが、場面によっては黄色や赤みがかった色などで描くこともあります。

01 ベースレイヤーと陰を塗る

背景事典の岩
背景事典の岩
  1. 岩の形をイメージしてベースレイヤーを作成します。
  2. 新規レイヤーを作成して、陰Aを塗ります。
    背景事典の岩
    背景事典の岩
    背景事典の岩

    ベースレイヤーが同じでも陰の付け方で岩の形を変えることができるので、しっかりと形を決めてから塗り進めるようにします。

02 ブラシを選ぶ

背景事典の岩
岩を描くときにはボケ足の大きなブラシは使いません。

岩の硬さが出ずにモヤっとしてしまいます。

背景事典の岩
ボケ足が小さければハード円ブラシでも丁寧に重ね塗りすることで岩肌を描くことができますが、サッと塗った状態だと丸い円形の跡が目立ちます。

「カスタム筆」ブラシを使うと跡が目立たないように塗ることができます。

03 ブラシで岩の質感を描く

背景事典の岩
R170、G170、B170というようにRGBを同じ数値にすると無彩色になります。ここでは無彩色の灰色で岩肌を塗ります。

「カスタム筆」ブラシを使い、図Bのように明面のRGB 170よりも明るい190や暗い120、暗面のRGB50より明るい110や暗い30でサッと塗るだけでもかなり岩らしい質感になります。

04 コントラストを強くする

誠に申し訳ありません!!

ここからは先は書籍での解説になりますので、どうぞよろしくお願い致します!

背景の描き方講座まとめ

背景の描き方講座

2016年10月29日
背景の描き方講座まとめページ
他にも空、山、草原、木などなど、さまざまな背景の描き方を紹介しています!
まとめページから他の背景の描き方も見ていただけたら嬉しいです!

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