僕はゲーム会社等で16年勤務し、背景を中心に武器、アイテム、スタンプ画像など2DCG業務を幅広く担当しました。
アートディレクターやチームのマネージャー、美術監督などを経験し、現在はフリーランスとして働いています。
そんな経験をもとにゲーム会社で働くために必要なスキルや能力についてまとめてみました。そして、後半ではデザイナー、クリエーターが就活で使えるエージェントや求人サイトなどまとめました。
実際に現場で働いていて採用側も経験しているので、その中で知ったゲーム業界の就職に有利になるスキルや面接定番の質問「入社数年後どのようになっていたいですか?」で落選しがちな答えなどリアルな情報をお伝えしています!
後半ではゲーム業界で仕事を探すのに役立つや求人サイトエージェント会社をまとめています。まだ使っていないサイトなどあれば、就活のお役に立つかもしれないのでチェックしていただければと思います。
記事の最後には実際にゲーム会社で働けるようになったとしてどんな生活になるか、ライフワークバランスはどうなのか、デスマーチはあるのかというゲーム会社で働いたときの実体験を語りたいと思います。
ジャンプできる目次
ゲーム業界などのデザイナーの仕事の種類
まずゲーム業界のデザイナーの仕事の種類や実際にどんなことが求められているのかなどを紹介します。
アートディレクター
ゲーム内のアート関係のまとめ役。外注のハンドリングなど含めゲーム内のグラフィックのクオリティ管理。
一からすべて描くよりもチェックバックや方向性を示すなどの仕事。
僕が働いていたゲーム会社は人員の関係で、僕がアートディレクターと兼任で2Dデザイナーとして背景や武器など描くこともガンガンやっていましたが、基本的にはバッターボックスに入るのでなく指示やブラッシュアップ、調整などがメイン業務。
自分の中に良いアートの方向性さえあれば、自身が描けなくても導くことはできるので技術力があるにこしたことはないですが、なくてもハンドリング能力が高ければ成り立つのかもしれません。
絵を描きたいという場合はアートディレクターは自分で描くケースは減るので物足らないという人もいるかと。
3Dデザイナー
3Dデザイナーといっても工数は膨大なのでかなり業務内容によって細かく専門がわかれていたりします。
- キャラモデラー
- 背景モデラー
- リガー
- 3Dモーションデザイナー
- 3Dエフェクト
などなど、色々とあります。
現状MAYAなどがゲーム会社では一般的ですが、かなり高額のソフトのため個人で契約する人は少ないです。
2Dデザイナー
僕は主にこちらの2Dデザイナーとして働いていました。
僕の場合、主としては背景の2Dデザイナーですが、ゲームを作るには武器画像やアイテム、バナーなど様々なものが必要になりますのでそれらも仕事をしながら経験を積んで描けるようになりました。



- アイテム、武器、素材
- 背景
- バナー画像
- UI / UX
- キャラクター
- モンスター
- スタンプ
- アニメーション
アイテム、武器、素材

これらは僕が描いた武器画像ですが、このような感じでゲームで手に入れる装備品などの画像を作成します。
作品によってはもっとデフォルメの効いたスタイルの絵であったりします。
スタンプ

こちら右側の絵がスタンプ画像になります。ゲーム内のコミュニケーションで使ったりします。
背景イラスト


これらも僕が描いて実際にアプリゲームで使われた背景イラストになります。
ゲーム内のADVパートで会話シーンで使われるシナリオ背景やクエストのマップ、そしてカードイラストなどでキャラの後ろに描かれる背景などを作成します。
バナー
運営中のゲームで確実に必要になるのがこのバナー。
イベントやお知らせなど、様々な用途で必要になってきます。
しかも、運営中のゲームだとリアルタイムでバナー画像がすぐに欲しいということがあるので、悠長に外注している暇はなく内部のデザイナーで対応する仕事となります。
キャラクター
おそらく多くの人がやりたいであろうキャラクターイラストですが、どこの会社でも豊富にこの仕事があるわけではありません。
一見キャラユニットイラストなどでたくさん仕事がありそうにも思えるかもしれませんが、ガチャ課金ゲームであれば売り上げの根幹に位置するものです。
歴戦の外注デザイナーをも上回るクオリティを発揮できて初めて担当できる仕事です。
未経験でのゲーム業界への転職が難しいというのは本当か?
↑でキャラクターのイラストは歴戦の猛者に張り合わないといけないと書きました。
その選ばれし仕事にもかかわらず応募者は多いのでゲーム業界の未経験での転職が難しいと感じさせる要因になっているかもしれません。
絵柄にこだわりがあると社内イラストレーターは確かに難しい
最近のスマホゲームは一時のオリジナルのゲームからIP(版権)物のゲームにシフトしつつある流れがあります。
これはオリジナルのゲームに比べてすでに認知のある版権物のゲームのほうが手堅いからです。
というのもソシャゲ初期は開発コストがそこまで高くなかったのですが、時代とともにクオリティ合戦になりゲームの開発に億のお金が当然のように必要になってきました。
そうなるとギャンブル性の少しでも低いIPが優位になりがちなのです。
そうなると求められるのは版権の元の絵に合わせることのできるイラストレーターになるというわけです。
自分の個性を大事にするならゲーム会社社員よりもフリーランス!
実際に僕がゲーム会社にいたときの話をします。
そのときはIP物ではなかったですが、キャラクターのイラストにチャレンジしたいという元同僚が人気作家の○○さんの絵柄に合わせる練習というのを求められたことがありました。
その元同僚はそのことで「自分の絵の個性が壊される」といって嘆いていました。そして結局そこではキャラのイラストを描く機会が得られませんでした。
このように会社に属してイラストを描くとなると求められたものに適応する必要性が出てくるので作家性を考えるとフリーランスのほうが向いているということになります。
『自分がやりたいこと』ではなく『ゲーム会社が求めている』仕事をできれば就職は可能
個性云々の話もそうですが、自分主体でなく会社が必要としている仕事に自分が合わせることができれば、ゲーム会社で働くことはできます。
ゲーム会社の仕事の中で自分が好きな仕事がある場合は有利です。
自分がやりたいことというのは人それぞれなので、それがマッチしていないと難しいという話になります。
無理にやりたくないことを選んでもしかたないので、その場合はゲーム会社社員ではない選択肢を選ぶのも一つの道です。
ゲーム業界のデザイナーに求められるスキル
僕自身が2Dデザイナーとして仕事をしていたので、特にに2Dデザイナーとして求められることを紹介します。
デザイナーとしての技術力
入社時に最初に見られるのが技術力ですね。とくにデザイナーはビジュアルなのでポートフォリオを見ることで一目瞭然で実力がわかってしまいます。
基本技能
以前はゲーム会社の2Dデザイナーの求人ページではPhotoshopが必須となることが多かったです。
最近はCLIP STUDIO PAINTなど別のイラスト制作ソフトでもOKなケースが多いです。
最終的にはPSDで納品などになることも多いのでメインでなくても最低限Photoshopを扱えるといいでしょう。
全部できる必要はない。得意なことがあると〇
前述した2Dデザイナーの仕事で背景、武器、スタンプ、バナーなど多岐にわたって紹介しましたが、これらすべてできる必要はないです。
最初は1つ得意なことがあれば充分だと思います。
単純にゲーム業界にいると必要になってくる可能性が高いことではあるので、ポートフォリオに入っているとポイント高いです。
特に競争率の高いキャライラストのみのポートフォリオよりは実際のゲーム業界に入ってやる可能性の高い内容がポートフォリオにあると、ゲーム会社側の求める人材とマッチする確率が上がります。
他のデザイナーがやっていないことをやれると強い
当然技術力は高いほど有利ですが、就職はタイミングも重要ですし、単純な技術力だけでなく幅の広さや興味の広さでチャンスは広がります。
たとえば【Live2D】を使ってキャラを動かすゲームも多いですよね。ただイラストを描けるだけでなく【Live2D】を使えるなどプラスαのスキルがあると、ちょうど【Live2D】を導入したいけど社内にできる人材がいない会社だったりすると採用確率が高まったりするというわけです。
他にもスマホゲーム会社定番Unityなども、入社後触ることになる会社もありますのでそういった場合は有利に働きます。
同様にUI / UXのできるデザイナーも基本的に少なく、人材に困っていることも多々あるのでそのあたりの能力もあると強いです。
ただ、これらは中小企業向けの対策ともいえるかもしれません。
同じアプリゲームの開発現場でも、Unityを触らず背景イラストを作成するだけで任務完了となる職場の経験したので、そのあたりは会社しだいだなという印象です。
デッサン力
学生ポートフォリオの定番のデッサン。これの技術が求められるかどうかはぶっちゃけ運です。
その社内にいる先輩デザイナーが美大卒などデッサンをやってきた人であるか否かこれにかかっています
僕がゲーム会社にいて採用を決めていたときなどは、正直鉛筆のデッサンはほぼ評価対象にしていませんでしたが、同僚で美大卒だったりする人は「デッサンは結構いいんだけど……」とか評価の基準要素に入っていました。
なので、美大など入学するためにガッツリ鉛筆デッサンを習得した人の場合はポートフォリオに載せることで同じように美大卒の鉛筆デッサンをやってきた先輩デザイナーにアピールすることができます。
コミュニケーション力(協調性)
でたよ、はいはいコミュ力ね…って思いますよね?
わかります。僕も他でそう書かれている文章を見たら「あ、はい、ですよね」ってなります。
でもこれが書かれている記事や書籍はただ形式的に書かれているわけではないです。
やはり必要だから書かれているんですね。
僕が実際にゲーム会社で働いていた経験からガチで必須なコミュ力について以下に紹介します!
ゲーム業界に就職するために陽キャになれ、というわけではない
コミュ力というと陽キャのリア充イメージかもしれませんが、ゲーム会社で求められるコミュ力は別にそこではないのです。
会社という組織で多くの人間が集まって仕事をするのでそこでお互いに快適に過ごすことができること。
それが必要とされるコミュ力です。
何か頼んだとき「いや、それは無理っす」「やったことないのでできないです」「自分がやりたい仕事ではないです」と常にそんなかんじで返ってくるようだと一緒に仕事する仲間として大変です。
仮にそれが本当にできないことだとしても、そのように完全にシャッターを閉めるような受け答えではなく言い換えが必要になります。
「ちょっとそれは難しいですね。こういった形ならやれるんですけどそれでどうでしょうか」
「やったことがないので求められているクオリティで出来るかわかりませんができる限り試しにやってみます」
といったような前向きな言葉に置き換えていえるといいでしょう。
- 「いや、それは無理っす」
- 「やったことないのでできないです」
- 「自分がやりたい仕事ではないです」
- 「ちょっとそれは難しいですね。こういった形ならやれるんですけどそれでどうでしょうか」
- 「やったことがないので、求められているクオリティで出来るかわかりませんができる限り試しにやってみます」
仕事の相談がしやすい態度それがゲーム業界で働くために必要なコミュ力です。
社内の取り組みに積極的な態度
会社組織では社内で色々な取り組みが行われます。
それは会社によって様々ですがそういった取り組みに対してポジティブな姿勢をとるということです。
「こんなことしても意味ない」などというネガティブなことを言いがちな人もいますが、そういった人ばかりだとチームをまとめる側の人にとっては大変です。
もちろん会社にとって本当に良くないことであれば提案する必要はあるかもしれませんが、会社をまとめている人の意図を汲むように心がけ、ただのグチや不満でなく建設的な提案として伝えるようにします。
とはいえ、別に会社のいうことに絶対服従なイエスマンになれというわけではないです。
重要なのは息をするようにすべてのことに不満をいうのはNGで、どうしたらよりよくできるかなど積極的な姿勢をもっておくということです。
コミュ力(協調性)はどこで判断されるのか?
面接の質問は会社によって異なりますが、
「○○といった仕事も入社後にやることになりますが大丈夫ですか?」
というようなことを聞かれたりします。このときに門前払いコミュニケーションで返答するか協調的コミュニケーションで返答するかで見られると思います。
またこの入社後にすることになる仕事については本当にやりたいと思えるかどうかは重要です。
実際に仕事としてこれからやっていくことになるので、絶対にやりたくないことを協調性アピールでウソついて入社してもその業務を入社後にすることになるので、誰も幸せにならないのでそこは正直ではありつつ、協調性のある返答方法を考えておくとよいです。
例:本当は●●がしたいが「○○を入社後するけどいいですか?」 と問われたとき。
- 「●●が得意なのでチャンスがあればその業務ができたら最高ですが、○○にも興味ありますので挑戦してみたいです」
- 「○○はやったことがないので、できないです」 (門前払いコミュニケーション)
- 「私は○○をするために生まれたきた男です!」 (大ウソはNG)
学生時代のリーダー経験も実はリーダーシップよりも協調性を見られている!?
新卒の就活で定番の学生時代の経験で部活やサークルでリーダー的なことやっていたことアピールってあるじゃないですか?
あれの意味も別にリーダーやっていたからスゴイとかリーダー候補だとかでなく、このコミュ力(協調性の有無)を見られているわけです。
なぜならリーダーをやるとそのチーム内に協調性のない人がいたときの難しさを身をもって経験しているので、逆に自分が一般メンバーになったときにリーダーに迷惑かけないようにしよう、というまとめる側の視点に立って考えを巡らせて行動できるからなのです。
【要注意】ゲーム会社の就活でお祈りされないために気を付けること
向上心を見せるためのアピールが逆効果になることも?
「数年後どうなっていたいですか?」
よくある面接定番の質問ですが、これはきっと向上心や成長意欲を確認する質問だなと思って答えると状況によっては逆効果になることがあったりします。
たとえば、新卒の面接で
「数年後には御社のメインイラストレーターとして活躍し、キービジュアルなど描けるようになりたいと思います!!」
と伝えたとします。
新卒だと多くの場合は、入社するレベルには達していても外注などの歴戦のイラストレーターを上回るのは中々容易ではありません。
なので、本人の希望どおりの活躍を約束できないというケースは普通にあります。
メインイラストレーターを希望で入社した人にが数年後、本当に歴戦のイラストレーターを追い越して活躍できればいい万々歳です。
ですが、もしそうならなかった場合、その人が辞めてしまうんではないかという危惧がありますよね。
人員を採用するというのはタダではなく、手間やお金が結構かかるものです。
なので会社としては採用した人に長く続けて欲しいものなのです。
だから好印象を与えようと思って高いポジションや目立つ役割を目指すことを宣言するというのは採用者に「その仕事できなかったらこの人数年後辞めちゃうかも…」と思わせてしまい逆効果になりえるのです。
向上心アピールはこうした諸刃の剣なので慎重に状況をみたほうがいいでしょう。
これは僕自身が中途の転職で下記のエージェントなどで紹介されているようなゲーム会社の役員面接までいったにもかかわらず落とされてしまった面接を振り返ってみて、この向上心アピールがマイナスになったのかもと思い当たることがあります。
逆に僕が逆にゲーム会社に勤めていて面接を担当したときに、同じ程度の実力がある人でどちらかを選ぶというときにこの内容が判断の大きなポイントになったことがあるので、実際のゲーム会社の採用現場での事例に基づく内容です。
デザイナー、ゲーム系転職エージェント
エージェントを使うことの利点は何だと思いますか?
それは優秀なエージェントは会社の内情や合否を左右する傾向を把握していることです。
その情報を有効に活用できれば就活を優位に進めることができるのです。
すべてのエージェントがするわけではないですが、実際に採用になった場合にアフターフォロー的に求職者や会社双方に、1ヵ月後とかに面談し双方に改善してほしいところがないかとか良かったところはどこかなど聞いたりすることがあります。
そうすることで、実際に直接言いにくい改善要望をお互いに伝えることもできるのかもしれませんが、そのアフターフォロー面談の中でエージェントは会社のいいところや悪いところを把握できます。
たとえば、就職者の入社後改善要望に残業の多さなどがあれば、激務な内情がわかるといった感じです。
このようにエージェントは日々の業務の中で各社の状況を把握しているのです。
ファミキャリ!(クリーク・アンド・リバー社)

クリーク・アンド・リバー社のゲーム業界特化の転職エージェントサービス。
クリーク・アンド・リバー社はゲームの自社開発もしていたと思いますので、会社としてクリエイティブなことの知見は高いのではないかと思います。
僕も過去2回の転職で使わせていただいています。
【ゲーム業界など】絵描きの就活(転職)で心が折れないための5つのポイント
▲僕も過去の転職でそんなかんじでクリークアンドリバー社のイベントから転職しました。
ファミキャリ!の特徴
ゲーム業界特化ということでサイトトップで紹介されているのも当然大手ゲーム会社。

特化型のエージェントということは当然、在籍するエージェントも皆ゲーム業界に詳しいということです。
そのため取引先のゲーム会社でどのような人材を求めているかを把握していたり、過去の紹介からの傾向などアドバイスも貰いやすいわけです。
WORKPORTワークポート

元はITとかゲーム業界特化だったようで、それらの業界の求人には強いのではないかと。
僕も1回目の転職で使わせていただきました。
2回目の転職のときは複数のエージェントを使うまでもなく決まってしまったので、使いませんでしたがまたいずれお世話になるかもしれません。
WORKPORTの特徴
転職決定人数 No.1 ワークポートは、リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING』、パーソルキャリア『DODA Valuable Partner Award2017』にて、数ある転職エージェントの中から「最も多くの求職者を転職成功に導いたエージェント」に選ばれています。
WORKPORT
転職決定人数No.1ということで、広く使われている人気のあるエージェントサービスだと思います。

こうした大手ゲーム企業はもちろん他のエージェントでも紹介してもらえますが、この並びをサイトのトップに載せていることからもゲーム系に強いことがわかります。
G-JOB
G-JOBエージェントゲーム開発事業も行うリンクトブレインによるエージェントサービス。
ちなみに同社にはゲーム特化のスカウトサイトG-JOB転職もある。そっちはエージェントではなく企業から直接オファーがくるタイプ。

↑これはG-JOBエージェント公式ページに書かれている『G-JOBエージェント解決する3つのこと』の一つなんですが、採用まで最速3日って半端ないですよね。
最初見たとき、ふーんって流しかけてから「え? 3日!?」って二度見しました。

ゲーム求人数No.1で2,300件以上ということでゲーム業界で転職考えているのであれば押さえておきたい転職エージェントサービスではないかと思います。
このあたりはただの人材サービスでなくリンクトブレイン社がゲームの開発事業をしているというのが、各社との繋がりになっていて強みなのではないでしょうか。
求人件数はエージェント個人ではなくエージェントサービス会社自体の差が出るところだと思うので、それがNo.1であるG-JOBエージェントはゲーム業界経験者にとっては注目のエージェントだと思います。
第二新卒エージェントneo

1回めの転職時に利用しましたが、色々な会社にどしどし応募しまっくってくれて頼もしい印象でした。
僕も1回目の転職は20代でしたが、こちらのエージェントサービスは比較的若い人材の転職に寄せているようですね。上記サイト画像からも未経験を押しているのでまだ若くて別の仕事をしていた人がゲーム業界に移るとかには向いているのかと思います。
第二新卒エージェントneoネオキャリア
マイナビクリエイター

マイナビ転職などの求人サイトで有名な会社のエージェントサービス。
僕は求人サイトのほうは見ていましたがエージェントはまだ使ったことはないです。
イマジカデジタルスケープ

Web・ゲーム・IT・映像業界専門の転職・派遣エージェント
ユウクリ

デザイナー転職エージェント
転職エージェントだけでなく、フリーランスの業務委託や人材派遣などもあります。
30年以上に渡ってクリエイティブ業界に携わってきたクリエイター専門の人材エージェンシーということなので結構歴史のあるエージェント会社ということです。
Geekly

IT web ゲーム特化エージェントということでこちらもゲーム会社特集などサイトトップにあったりするのでゲーム系の転職ではチェックしておきたいところですね。
シリコンスタジオエージェント

ゲーム、映像業界特化エージェントなのでサイトにならぶ企業もおなじみのゲーム会社が並んでます。業界特化なので、エージェントも皆業界に詳しいと思われます。
マスメディアン

ゲーム系はないわけではないが、少ない印象。webとかパッケージデザイン等のデザイナー系の転職エージェント
VTuberとかYouTube系や講師関係などの求人もありましたので、そのあたりに興味あれば要チェックです!
同様に広告・Web業界系の派遣。時短勤務OKの派遣など紹介されています。
doda

dodaは転職サイトのほうもあり、そちらで調べるとどんな会社をエージェントが取り扱っているか確認できます。
大手ゲーム会社も多数並びますので興味がある会社がたくさんあるようならエージェント登録するのもありかと。
エージェント会社選びに悩んだら
個人的にはどの転職エージェント会社がいいか比較して選ぶというのはそこまで重要ではないかなと思っていたりします。(もちろん抱えている案件数などの有利不利はありますが)
業界の知識とか各社の内情の把握具合とか有意義な相談に乗ってもらえるかとか、それらは個人に由来するところが大きいと思うのです。
なんですが、エージェントの人も転職するわけで、今まで別の転職エージェントだった人が別の転職エージェント会社に移ったりは日常的に起きています。

ぜんすけ
実際に僕が転職している最中に担当してもらっていた転職エージェントさん自身も転職して別の転職エージェント会社に再就職していたという経験があります。
そして、その会社のどのエージェントが自分の担当になるかは完全にガチャだと思いますが、違うなと思ってもチェンジと言うわけにもいかないでしょう。
なので、一つのエージェント会社を入念に調べて厳選するというよりも、行ってみて違うなと思ったら別の会社を使うぐらいのスタンスでいいのではないでしょうか。
エージェントではなく企業からのオファーがあるタイプがスカウトサイト。
スカウトサイト
こちらから応募ではなく企業またはヘッドハンターからスカウトがくるのを待つタイプ。
エージェントサービスのほうで紹介したG-JOBエージェントのG-JOB転職もこのスカウトサイトです。
ビズリーチ

初見だとゲームとかの転職見つけにくいですが、高給の転職サイトTOPページの
もっと詳しい条件で探すをクリックした先の職種でゲームがあるのでそこを見るとデザイナー職が見つかります。
デザイナー、ゲーム系の求人のある転職求人サイト
最初の3つはとりあえず転職を考えたら見るような定番のサイトではないでしょうか。
リクナビネクスト

言わずと知れた、定番の求人サイト。個人的な印象ですが、なんとなく良い求人案件が多そうなイメージを持っています。
イーキャリア

こちらも定番の求人サイト。個人的には昔から好んで使っています。
マイナビ 転職

こちらも定番のサイトですね。勤めていたゲーム会社でもこちらに求人出していました。
Green

ゲーム系の求人多数。今回調べて知ったサイトですが、求人件数も多く良さげです。
今後は自分的には定番として最初に確認するサイトの仲間入りするかもです。
RAKUJOB

アニメゲームマンガ専門求人サイトRAKUJOB
専門サイトだけあり、職種などかなり細かく選択できます。
他の求人サイトと違い写真のない求人も多いので、どこまでが緊急性のある求人なのか不明ではありますが、求人件数は多いので自力応募の参考になると思います。
仁王

求人件数は多いですが、企業サイトのリンク集に近い印象。
このサイトからの応募というよりも企業の求人ページにリンクが張られているので自力応募の参考にいいかと思います。
indeed

TOPページがGoogleみたいにシンプル。ゲームなどキーワードを入れると求人ページが出てきます。
他サイトだとカテゴリー選択ミスって全然求人ないと勘違いすることよくあるので、この検索メインのUIは斬新かつ良いかもですね。
IT転職ナビ

こちらのゲームのページからのほうが職種を指定できて調べやすいかも。
かなり多数求人件数でます!
ですが、結構な数の情報提供元がWORKPORTさんになっていました。
逆にWORKPORTさんがどんな求人案件持っているのかを確認できるとも言えるかと。
アルバイト
フロムエー ナビ

お役立ち
ミイダス

経歴や経験・スキル情報から自分の市場価値をデータ分析してくれるアプリということです。
自分から探すタイプではなくオファーが来るタイプの転職サービスですね。
前職の働いていた時期やポジションやスキルを入力すると、類似ユーザーのオファー年収や選考条件に合致した企業数が出てきます。
自分の名前など個人を特定できるところは登録した後でいいので、とりあえず市場価値を見るところまでやってみても面白いかもですね。
答えた内容で少しずつオファー年収や企業数が変動するので、どの質問が一般的に年収に影響を与えるのかとか分析できるかもです。
転職会議

自分の過去勤めていた会社の口コミを投稿することで他の人の書いた口コミを見ることができるサイト。
投稿しなくても、途中までなど一部見ることができるので自分の働いていた会社で検索し、「これは何年前に辞めた●●さんが書いたやつかな」などと楽しむこともできますし応募しようとしている企業の口コミがあれば参考になることもあるかもです。
とはいえ、辞めた人が書くのでそのあたりのバイアスは考慮必要かもですね。
新卒用就職エージェント
僕はもう使う機会はないですが、これから就活をする学生の方もこのブログを見てくれていると思うので新卒用のものもいくつか。
digmee

キャリアパーク!就活エージェント!

JobSpring

ブックマークしていた求人サイトをまとめつつ、新たに調べたサイトを追加したりしました。
転職活動時に自分用に調べたメモ代わりですが、お役に立てば幸いです。

ぜんすけ
これで今後就活しようと思ったときはこの記事を見直せばよくなったのでブラウザのブックマークの転職フォルダを削除できました
オススメのサイトなどありましたら追記するのでご連絡よろしくお願いします!
お問い合わせ
ゲーム業界の闇 デスマーチって本当にある?
ゲーム業界で働いたことがない人にとってはまだまだ実際のところどうよってのは気になるところではないでしょうか。
結論からいいましょう…… デスマーチは、あります!!
『ただし会社による』本当にこれにつきると思います。
正直なところ昨今のゲーム業界はホワイト化されていることが多いです。理由はソシャゲ以降のガチャなどによる収益化や運営コンテンツによる継続的な収益が望めるようになったのがあるでしょう。
そしてホワイトな企業が出てくると皆ホワイトなゲーム会社に人員は集まるので、他の会社も人員の確保が難しくなったというのもあるのでしょう。
ホワイト環境であるかは大手ゲーム会社か中小ゲーム会社かでは決まらない
転職中に転職エージェントさんから聞く話だったり、勤めたゲーム会社に他の会社から移ってきた人の話などで色々と話を聞く機会はありますが、大手だから必ずホワイトとも限らないというのはあるようですね。
結局のところトップの方針によっていくらでもブラックにすることは可能なので。
ただ稼いでいる会社は財政的に余裕があるのでホワイトにさせやすいのは間違いないです。
一時的なデスマーチはマスターアップやローンチ前には…
常態化したデスマーチからはなるべく早い脱出が望ましいですが、ゲーム会社の構造上一時的なデスマーチはやむおえない場合も多々あります。
ただこれも抑えられるかどうかは会社によるところが多く、比較的常に安定的な良い会社も中にはあります。
ブラック回避のチェックポイント
まず、この記事で紹介しているようなちゃんとした求人サイトにはないと思いますが、小さなゲーム会社のサイトには目に見える地雷があるので最低限それは避けましょう。
通常求人サイトではあまり見かけないですが、自力で色々な会社のサイトから直応募するかと見て回ったりすると、堂々と月曜から土曜日まで出勤の週休1日ですと書いてあるところもあります。
これはもう正直に書いてくれているのでホワイト環境をお望みでしたら除外するのがおすすめです。
休日・休暇
年間休日日数を確認して多いのであれば比較的ホワイト感はあります。
待遇・福利厚生
通常であれば社会保険完備だと思いますが、一応確認。
関東ITソフトウェア健康保険組合だと旅行補助などで活用するとおいしいので印象アップ
みなし残業
わりとよくあるんですが、みなし残業手当というのはあまり好印象ではないですね。
その分が給与に含まれているので、定時で帰っていればお得とも言えますが、ようするにそのみなし残業時間分ぐらいは残業があるという認識が必要になってくるわけです。
勤務時間
勤務時間なんて皆同じではと思いきや、定時が1時間短いという目に見えるホワイト企業があったりします。
たとえば、10時から19時が勤務時間というのが一般的ですが、10時から18時とか。
逆に残業ほとんどありませんと書いてあって悪くないかと思ったらよくよく確認すると定時が長いというケースもありましたので、油断せずしっかり確認しましょう。
評判を確認
転職会議などで働いていた人の口コミを確認する。すべてうのみにする必要はないですが、複数の口コミで言われていることなどから情報収集しておくのは本当にやばい環境を回避するのにも役立つでしょう。
- 自分がやりたいではなく会社が求めていることができれば就職できる
- 他の人があまりやっていないことができると有利
- 協調的コミュニケーション
- 向上心アピールは慎重に
- 優秀なエージェントは各企業の傾向と対策や内情を把握している