今回は夜空の描き方について解説していきたいと思います。
自然物がむずかしいといわれるのは、このランダム感がないと
気持ちいい絵にならないからではないかと思います。
描ける人は自然とやっているこのランダムさとは!?
株などの値動きを見るためにチャートというものがあり、
そのひとつに移動平均線というのもがあります。
これはランダムに動く株価を数日ぶんで割ることでなだらかな動きにして方向性を掴む
というものです。
ランダム感が必要な絵を描くときにはこの逆をやればいいわけです。
線をひきます。ランダム指数ゼロです。
波うちます。変化は出てきましたがまだ規則的です。
今度は波うった線を中心にさらに波うたせます。
ランダムさがでてきました。
ランダム感は主に自然物などを描くときに必要な感覚です。
まずは雲から描いて見ましょう。
雲のランダム感
今度は雲を作ります。
まず最初に丸を描きます。
このままだと雲ではないので円を中心にランダムさを出します。
さらに青い線を中心にランダムにしていきます。
雲のあたりができました。
ここからさらに雲を描く場合は青空CG背景講座を参照してください。
慣れてきたら丸から始めなくても最初からランダムに描けるようになってきます。
木のランダム感
さて、次は木の場合のランダム感です。
基本的に雲と同じです。炎だろうが森だろうが自然物はランダム感しだいです。
棒に丸を描きます。
丸をランダムにしていきます。
さらにランダムにします。
なんだか木っぽくなってきました。
まだランダムさがたらなかったので、全体的に引っ張ったり
押し込んだりしてランダムさを出していきます。
こんなかんじになってきます。
ランダムの感覚がわかれば、木を描くために毎回この手順をふむ必要はありません。
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クリスタがPhotoshopのブラシ読み込めないころに作成したのでPhotoshop版とクリスタ版がありますが基本的に内容は同じものになります。
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