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CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の使い方を徹底解説!【初心者向け】

18 min

こんにちは出雲寺ぜんすけ(‎@blankcoin)です。


僕は普段こんな感じのイラストを描いています。こちらのイラストもクリスタのみを使って描いたものになります。

そんなわけで今回はクリスタの使い方を解説しようと思います。

初心者お約束の疑問、解像度どのくらいで描けばいいの問題から、各ツールが何に使うのかわからない。

他のソフトで聞いたことない言葉だけどサブツールってなに?

ブラシ、鉛筆、筆とブラシツールみたいのが三つもあるけどどれを使えばいいの?

といったこクリスタを使い始めたときに起きる疑問点を徹底的に解説していきます。

▼まだ持ってないよって人は以下でダウンロードできます。
ペイントソフト CLIP STUDIO PAINT 無料体験版のダウンロード

最初は初心者向けの内容になると思いますが僕が使っていく中でどんどん便利な機能など分かりましたら追加で情報を載せていきたいなと考えています。

ちなみに僕自身が長年Photoshopを使っていたので、『Photoshopを今まで使っていたけどこれからクリスタを使いたい』という人にとっても、ドンピシャで知りたかったことが解説してあるんではないかと思います!

クリスタを起動し、キャンバスサイズ、ワークスペースの設定をする

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)を起動する

CLIP STUDIOアイコンをダブルクリックする
CLIP STUDIOのアイコンをダブルクリックして起動します。

CLIP STUDIO画面
するとこのような画面が表示されます。

CLIP STUDIOはソフトの起動だけでなく素材の管理なども含めたポータル(入口、玄関)的な役割のものです。

で、実際の絵を描くソフト自体はCLIP STUDIO PAINTといいます。

普段クリスタと略して呼んでいるため、CLIP STUDIOがペイントソフトの名前のように思ってしまいがちかもですね。

CLIP STUDIOアイコン
左がCLIP STUDIOのアイコンで、右がCLIP STUDIO PAINTのアイコン

point

  • CLIP STUDIOはポータル
  • CLIP STUDIO PAINTは絵を描くソフト

デスクトップのCLIP STUDIOアイコンをダブルクリックするだけではまだペイントソフトの画面までいかないので起動までの注意点はここぐらいでしょうか。

PAINTをクリック
画面左上のPAINTをクリックしてCLIP STUDIO PAINTを起動します。

TIPSCLIP STUDIO PAINTを起動するために毎回CLIP STUDIOから開くのが面倒であればタスクバーのCLIP STUDIO PAINTのアイコンを右クリックしてタスクバーにピン止めしておくと直接開けるようになります!

タスクバーにピン止め

体験版かライセンスかの選択画面
初回だとこのように体験版かライセンスかの選択画面がでます。

僕の場合はライセンスがあるので下を選択しましたが、まだ持っていないのであればすべての機能があるEXを選択でよいかと。

CLIP STUDIO PAINTのキャンバスの設定

簡易チュートリアル
初回起動時はこのような簡易チュートリアルが表示されます。

CLIP STUDIO PAINTキャンバス画面
その後、初回は自動的にキャンバスが開かれています。

全画面の解除方法

PAINTをクリック
ドラッグしてウインドウを引っ張ると全画面が解除することができます。

このときウィンドウの上端にキャンバスの情報が表示されていますが、このキャンバスのサイズは1600×1200 72dpi だということがわかります。

解像度について

とりあえず、このままで描き始めて全然かまわないのですが、解像度問題は初心者が気になってしまうこととして昔から定番なので解説します。

特に気になってなければ次まで読み飛ばしてOKです。▼次の項目へ移動▼

解像度というとこのdpiの数値のことになりますが、デジタルで完結している限りこの数値のことは忘れて頂いて結構です。

よくこの数値が300dpiだ600dpi だの聞くと思いますが出力する紙のサイズが決まっていない限りたわごとです。

このあたりは僕の一冊目の著作で10年近く前にも書きましたが、改めてここで解説しようと思います。

dpiってのは「D」(ドット) 「P」(パー) 「I」(インチ)の略です。

ドットは絵を構成する一番小さい点のことで、パーってのは割り算のことで、インチが長さの単位、つまり紙の大きさのことです。(1インチは2.54cm)

同じ3000ドットある絵でも10インチで印刷するなら300dpiになるし30インチで印刷しようとすると100dpiしかなくなるってわけですね。

紙のサイズによってこのdpiなんてのは変わってしまうので、重要なのはドット数のほうなのでこの1600pxっていうキャンバスの幅と高さサイズのほうこそ注視するべきなのです。

キャンバス基本設定を変更
メニューから[編集]>[キャンバス基本設定を変更]
こちらを触るとキャンバスサイズと解像度の関係がわかりやすいと思います。

用紙のサイズを変更するとキャンバスの幅と高さが変わる
このように解像度300dpiといっても用紙のサイズを変更するとキャンバスの幅と高さが変わっていきます。

3500pxあればだいたいA4サイズで300dpiありますのでいざ印刷することになっても対応できるケースが多いでしょう。

実際に僕がゲーム会社で制作していたネイティブアプリゲームの現場でも全画面のもので長辺が1024px程度の画像を3000pxから4000pxで描いたりするので、おおむね実際に使うサイズの3倍以上で描いていることが多いと思います。

仕事の場合はそもそも指定が入ると思いますが、趣味なら3000px~1000pxで適当でいいかと。大は小を兼ねるので大きいほうがいいですが作業重ければ小さくしてもよきかと!

例外として等身大で印刷する予定がある場合などは更に大きいサイズで描く必要あったりすると思います。

  • キャンバスの幅と高さ:趣味なら3000px~1000pxで適当でいい
  • dpi:特に印刷の予定がなければ72のままでOK
メモ
Photoshopユーザーの僕としては解像度の変更などもショートカットで開いていたのでクリスタでキャンバスサイズの変更はどこか一瞬探すと思うのですが 編集メニューの下の方にあると覚えておくといいでしょう

二度目以降はキャンバスは開いていない状態から始まりますので、
メニューから[ファイル]>[新規]を選択しキャンバスを作成しましょう。
メニューから[ファイル]>[新規]

OKをクリック
イラストを描くのであれば、キャンバスの高さと幅を入力してOKをクリック

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のワークスペースについて

さてキャンバスが作成されたところで早速描き始めようと思うのですがどこに何があるのかが分からないという状況ではないでしょうか

まずレイヤーパレットはどこだろうというところから始まると思います。

レイヤーパレット
まあ答えはここなんですけど……。

僕の場合は Photoshop を使っていたので、それとのインターフェイスやショートカットの違いに 馴染めずに疎遠になってしまうということが多かったのですが、実はクリスタにはそれを解決する手段があります。

ワークスペースという機能があるのですが(これ自体はPhotoshopにもある)クリスタのすごいところは、このワークスペースも自分で保存するだけではなく共有することができるのです。

すなわち自分で一からカスタマイズせずとも他の人が作った ワークスペースをダウンロードして使わせていただくこともできるのです!

しかもこのワークスペースにはショートカットも含まれるので Photoshopに似たワークスペースを使うとで、ソフトの違いによるストレスをかなり軽減することができるのです!!

個人的にはどうしてみんなもっと早くこのことを僕に教えてくれなかったのかとほんと思います

Photoshopを使ったことがなく今からクリスタから使い始める場合はデフォルトの設定でもいいのかもしれませんが、後々 Photoshop を併用して使うということがあるかもしれません。

なので Photoshop のワークスペースにしておくことでソフト感の違いによる違和感を最小限に抑えることができるんで良いのではないかと。

ワークスペースをダウンロードする

ワークスペース素材を探す
メニューから[ウィンドウ]>[ワークスペース]>[ワークスペース素材を探す]を選択します。

検索窓にPhotoshopと追加して検索
そうするとCLIP STUDIOの素材をさがすの画面になります。

検索窓にPhotoshopと追加して検索します。

ークスペースが出てくるので選択
Photoshopに寄せたワークスペースが出てくるので選択します。

注意

この時に気を付けて欲しいのが、『Photoshop……』と書かれている素材名のところをクリックすることです。

ワークスペースという文字が青いリンク色かつ一番上に書かれているので、UIUXの魔力に吸い寄せられるようにしてそれをクリックしてしますとワークスペースの検索結果ページに飛んでしまい目的の素材ページにたどり着きません。

ちなみに僕のワークスペースもありますが、それでなくても大丈夫です。どのみち無料ですし色々試してみてもいいかも

ワークスペース公開について

Photoshopベースのワークスペースならどれも近いものに収束するはずですし、正直なところわざわざ自分のワークスペースを公開する必要はあまりなかったりします。


なんですが、僕の場合は▲上記のタブレットPC向けの記事とかで、TouchKeyの自分のショートカット設定を公開しているので細かいところでショートカットが違うと同じ環境にならないわけです。

そんなわけで自前のを公開したほうが僕のブログを読んでくれた人が同様の環境にするのに便利かなと思って用意してみました。

ちなみにワークスペースを公開するときは初期化して一から作りなおす必要があるということで、一度ショートカットとパレットの配置を初期化しました。

結果として、自分でPhotoshop見ながら設定しなおしたので、抜けていたPhotoshopのショートカットも追加できたんではないかと思います。

初心者にっとっては他の人のワークスペースを適用できるのは手っ取り早いですが、自分でもワークスペースを公開する可能性があるという場合に限っては自力で構築が必要かも……。

ちなみにPhotoshopだけでなく同様に「ワークスペース SAI」などで検索するとSAIに寄せたワークスペースが出てきます。僕はSAIを使っていないのでそっちは僕の作ったものはありません。

ログインしてダウンロード
ダウンロードにはログインが必要なのでログインしてダウンロードします。

ワークスペースを反映する

じつはここで初心者には注意が必要です。

いきなりメニューのワークスペースを見ても見つからず、どこでワークスペース変更したらいいのかわからずダウンロードしたワークスペースに切り替えることができず迷子になってしまうのです。

素材ウィンドウにあります
じつはワークスペースについても、CLIP STUDIOでダウンロードしたものは素材ウィンドウにあります

素材ウィンドウが表示されていない場合
素材ウィンドウを表示
素材ウィンドウが表示されていない場合は
メニューから[ウィンドウ]>[素材]>[すべての素材]で開いてすべての素材を選択します。

Photoshop のワークスペースをドラッグすると適用されます。
ワークスペースをドラッグ

レイヤーウィンドウも開いた状態で右側にありますし、ショートカットも馴染みのものなので作業しやすいです。

ドラッグでパレットの幅を広げる
少し幅が狭いなと思ったらパレットの端にカーソルを持っていくと、このようにカーソルアイコンが両矢印形に切り替わりますので、その状態でドラッグすることでパレットの幅を広げることができます。

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のショートカット変更方法

上記ワークスペースの変更である程度Photoshop的な設定になっていると思いますが、個人的に変えたいところはどうしてもあると思います。

メニューから[ファイル]>[ショートカットキー設定]

ショートカットキー設定
こちらから変更することができます。
ショートカットキー設定
設定領域の矢印をクリックするとツールなど他の項目も設定できます。

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の基本機能

レイヤーについて

ラスターレイヤーとベクターレイヤー
レイヤーというのはこの図のように透明な板に描いた絵を重ねて絵を描く機能のことです。

これにより各パーツなどを干渉せずに移動したり重ねたりなどでき便利な機能です。

ラスターレイヤーとベクターレイヤーについて

ラスターレイヤーとベクターレイヤー
クリスタにはラスターレイヤーベクターレイヤーという2種類のレイヤーがあります。
レイヤーパレットのどちらのアイコンをクリックするかで新規で作成されるレイヤーの種類が変わります。

ラスターレイヤーとベクターレイヤー
ベクターレイヤーにはレイヤーパレットで立方体のアイコンが付きます。

adobeのソフトでいうとillustratorがベクターPhotoshopがラスターという感じなのですが伝わりますでしょうか。

Photoshopのようにラスターレイヤーしかない(ペンツールのパスはありますが)ソフト経験しかない者からすると、アウェイに来た感があるとは思いますが、逆に言えばクリスタの優れた点なのでその違いと特性を理解しておきたいところです。

ベクターだと描画した線画をあとから変更できるため、線の修正がしやすいです。

さらにベクターは位置情報で記憶されていてドットではないので拡大縮小による劣化が防げるという利点があります。

ベクターレイヤーの線修正
ベクターレイヤーの場合は描いたあと、操作ツールを使うと、この青いボックスや黄緑の点を動かすことができます!

ラスターレイヤーではこれはできません。

しかしベタクーレイヤーでは塗りつぶしツールグラデーションツールの使用はできません。

塗りに関してはドットで構成されるラスターレイヤーのほうが適しているといえるでしょう。

それぞれの特性を利用して線画はベクターで、塗りはラスターレイヤーなどと使い分けもありではないかと思います。

もちろん、各自のスタイルによっては最初から最後までラスターのみで描き上げるのも全然問題ないかと。

クリッピングについて

クリッピング
レイヤーパレットにある下のレイヤーでクリッピングを押すとこのようにレイヤの端に赤い線が表示されます。

この状態であれば下のレイヤーに塗られている範囲以外に描画できなくなり、はみ出すことなく塗れるようになります。

クリッピングのショートカットはCtrl+Alt+G

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の神機能

クリスタ神機能  その1 :レイヤー名の編集時のIMEコントロール

クリスタはレイヤー名を変更するときだけ日本語のIMEがオンになってレイヤー名をつけ終わると自動的にオフになります。

クリスタ使っていると当たり前と思っているかもしれませんが、Photoshopはこれがないので、いちいちレイヤー名を付けるときに手間かつ、オフにしそこねてショートカットが効かないってストレスを強いられているのです!

僕は10年以上前からPhotoshopバージョンアップの度にこれが実装されていなくて落胆の日々ですが、クリスタには当たり前のようにこの機能が実装されてます

クリスタ神機能  その2 :レイヤーを2ペインで表示

レイヤーパレットの左端にあるこのアイコンを押すと、このように真ん中に線ができて同じレイヤーが表示されます。
ベクターレイヤーの線修正
このようにレイヤー枚数が少ないと何に使うのかわからないと思いますが、レイヤー数が増えてきたときに効果を発揮します。

レイヤー枚数が多いと上のほうと下のほうのレイヤーで交互に作業するような場合など、スクロールしたりが手間になりますがこの2ペインで表示で解決できるのです!

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の各種ウィンドウの解説! サブツールってなんですか?

サブツールとツールプロパティウィンドウ

サブツールとツールプロパティウィンドウ
クリスタの各ウィンドウのウィンドウを見ると最初に見慣れない言葉として目に付くのはサブツールウィンドウがあります

他のソフトで聞き慣れない言葉なので不安に感じてしまいますが、カスタマイズしたブラシなどの保存場所ですね。

ツールプロパティウィンドウで設定を調整して、好みのブラシを作って保存しておけるわけです。

このサブツールウィンドウツールプロパティウィンドウを合わせたものがPhotoshopでいうところのブラシウィンドウ のことです。

最近はPhotoshopさんの中でも過去のものとしてブラシウィンドウにその座を譲りつつあるツールプリセットウィンドウなんかもこのサブツールの仲間になりますね。

このサブツールウィンドウツールプロパティウィンドウの二つのウィンドウがそういうものだとわかるだけで、クリスタさん初めましての状態から一気に仲良くなれた気がします。

[ツール]パレット

消しゴム、塗りつぶし、範囲選択など様々なツールをここから選ぶことができます。

選択系ツールや塗りつぶしやテキストなどは他のソフトにもあるので想定できますが、
なんだ君たちは! ってなるのが、「デコレーション」「操作」「図形」「コマ枠」「定規」「線修正」あたりでしょうか。

範囲選択ツール 自動選択ツール

範囲選択ツールは長方形や円形などの形で塗れる範囲を選択することができるツールです。
サブツールには投げなわ選択折れ線選択など多数の選択方法が入っています。

自動選択ツールはクリックした箇所と同じ色でつながっている箇所を選択してくれます。

虫めがねツール 移動ツール スポイトツール

虫眼鏡ツール 手のひらツール スポイトツール
虫眼鏡ツールは拡大縮小、移動ツールは画面を移動させます。スポイトツールはクリックしたところの色を取って描画色にします。

これらはショートカットでやるようになるので、この[ツール]パレットから触ることは稀になると思いますが、ペイントツール初心者の方は試しに触ってみるといいでしょう。

ショートカット

  • 虫めがねツール(拡大縮小)   :Ctrl+スペースキー
  • 移動ツール(手のひらマーク)  :スペースキー
  • スポイトツール(色取り)    :Alt

その他、範囲選択や自動選択は塗りつぶしたいときなどにその範囲を限定させるやつで、これは他のソフトでも基本的にあるやつです。

デコレーションツール

デコレーションツール
これはいろいろな装飾が簡単にできるツールですね。

特殊な柄とか模様を扱うブラシ系ツールってところでしょうか。

やもすると、他のソフトで見慣れないため一度も使わずにスルーしかねないですが、試しに触ってみるとキラキラやほわほわのイメージ背景に使えそうなのが一瞬で作成できたりもします。

僕も昔、仕事でイメージBGをよく作成していたときはブラシを自作していましたが、今はもうクリスタの基本機能として組み込まれているんですね、すばらしい。

上部のアイコンで切り替え
他にもカケアミとか漫画に使えそうなものや、ハートや星とか色々上部のアイコンで切り替えられます。

操作ツール

操作ツール
こいつが初見だと一体何者なんだという感じで、適当に線を描いてこの操作ツールを使うと移動させることはできるものの、レイヤー移動ツールと何が違うの?
ってなるわけです。

しかし、先ほどのデコレーションツールラスターレイヤーではなく、ベクターレイヤーを選択して描いてみます。

すると、ラスターのときはレイヤー全体で移動しかできなかったのが、部分ごと調整したりできるありませんか!

もちろんこれはデコレーションに限らず、ペンツールなどでもベクターレイヤーに描けば同じように操作ツールで線を動かすことができます。

ラスターレイヤーしか使っていないと謎だと思いますので知っておいていただければと。

図形ツール

図形ツール
初見でも名前から考えてて〇や□とか図形を作るんだろうと思いますよね。

で、とりあえずで触ってみると線が表示されて、一瞬あれっとなるのですが、これもサブツールを見るとちゃんと楕円とか長方形や多角形がちゃんとあります

クリスタは基本あれっと思ったらとりあえずサブツールを見ればいい感じですね。

ちなみに楕円や長方形で正円や正方形をにしたい場合はShiftキーを押しながらドラッグすればOKです。

コマ枠ツール

コマ枠ツール
こちらは漫画のコマ用のツールで、とりあえず漫画を描く以外のときはすぐに扱わなくてもよさそうですね。

試しに触ると周囲が紫色の四角い枠ができて何事だと思うのですが、慌てずとも別のレイヤーを選択すればこの紫色のはなくなります。

コマ枠ツール紫色の四角い枠
コマの中だけが描画範囲になるマスクができるので、コマのレイヤーの矢印を開いて中に入っているレイヤーに絵を描けばコマからはみ出さないで描くことができます。

さらに、サブツールのコマ枠カットのほうにはコマを分割できる機能もあります!
コマ枠カット

定規ツール

定規ツール
このツールを使うとキャンバスに紫色の線ができます。

これが定規のような役割をしてれます。ペンツールなど描画用のツールに切り替えて定規の線の付近で描くと吸着されるように線がひけます。

サブツールには直線定規や曲線定規など様々な種類の定規があるので確認してみるといいでしょう。

レイヤーの三角定規のアイコンのところで右クリックすることで定規を削除することができます。

対称定規というのもありますが、これが秀逸で左右対称の物が同時に描けます。

しかも、この対称線の本数をツールプロパティウィンドウで増やせるのですが、そうすると魔法陣など柄もので大いに力を発揮します。

線修正ツール

線修正ツール
ラスターレイヤーでこのツールを試用してみたところで何も起こらないので、初見ではこのツールはいったい何かなと思うかもしれません。

このツールは前述の定規ツールやベクターレイヤーに描かれた線など、いわゆるパスっぽいやつらのアンカーポイントを移動したりして修正できるツールです。

ラスターレイヤーしか使っていなかったりすると使わないのかもしれませんが、ベクター関係をいじるときには思い出していただくとよきかと。

[カラーサークル]パレット

[カラーサークル]パレット
色を選択するところですね。

右上のとこで切り替えてカラースライダーカラーセットなどを使うこともできます。

カラースライダー
カラーセット

カラースライダーがPhotoshopでいうところのカラーウィンドウで、カラーセットがPhotoshopのスォッチウインドウにあたるものすね。

このカラーセットってやつには色を追加することができるので、自分がよく使う色などをまとめておくのに便利です。
カラーセット色を追加する

CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のブラシはどれを使えばいいの?

「ペン」「鉛筆」「筆」の使いわけ

「ペン」「鉛筆」「筆」
ようやくパレットも各種ツールもだいたいどんなものかわかったと思ったところで、またどうするのか迷う点が出てきます。

「ペン」「鉛筆」「筆」とブラシに相当するものがと三つもあるじゃないか!! どれを使えばいいんっすか!?

でもまぁ、描いてみればおおよそ推測はつくというもので、線画のあるキャラクターを描くなら「ペン」を選択すればいい。

ラフとか、鉛筆感出したければ「鉛筆」だろうし、主線なしイラストなどなら「筆」が使えるというのがわかります。

まぁ、ちょっと落ち着いて文字を見ればわかりますよ僕だって。

ただPhotoshopと少し違ったんで、取り乱しただけです。

まぁ、基本的にはブラシは使っていくうちにカスタマイズを自分でしたり、他の人がカスタマイズしたのをダウンロードするなりしていくと思うので、気楽に使い始めてみましょうか。

他の人がカスタマイズしたブラシをCLIP STUDIOからダウンロードする方法

「ペン」「鉛筆」「筆」
ブラシをダウンロードするときもCLIP STUDIOの[素材をさがす]を選択します。

ブラシで検索し、人気順をクリック
検索窓で[ブラシ]で検索し、[人気順]をクリックすることで人気のブラシを見れます。

他の人がカスタマイズしたブラシの登録方法

上記CLIP STUDIOから検索する以外にもBOOTHなどでブラシファイルを独自に配布している場合があります。

その場合はこちらの『クリスタのブラシ(.sutファイル)の書き出し(保存)と登録方法』の記事で解説しています。

▼ちなみに僕もクリスタのブラシを公開しています。

CLIP STUDIOを使う利点、ベクターレイヤーの便利さがヤバい!

前述のレイヤーの説明でベクターレイヤーについて説明しましたが、ベクターの魅力について解説したいと思います。

というのも僕のようにPhotoshopから入った人間的にはベクターレイヤーはPhotoshopにないのでスルーしがちだからです。

実際に僕自身ベクターレイヤーの存在は把握していても、まぁ身近なラスターレイヤーだけ使ってればいいかなと思っていたふしがあります。

僕の場合は線画をあまり描かない厚塗り系の描き方だったというのもそう思っていた原因ですね

しかし、そんな僕もクリスタで線画を描くのならこのベクターレイヤーを使わないのはもったいないかもと思うようになりました。

その理由がこれから解説する機能です。

これらの機能を活用すると線画に対する苦手意識が一気に解決するかもしれない、素晴らしい機能です。

イラストをこれから始めるのであれば、これらの機能を目当てにクリスタを使い始めてもいいのではないかと思います。

交点まで消す

キャラの髪の毛を描くときってこの画像のように交差してしまいますよね……。
ラスターレイヤーとベクターレイヤー

こういうはみ出しってチマチマ消しかないのかと思っていましたが、このベクターレイヤーを使っていればなんのことはない1クリックで消すことができて、イメージ通りにすることができます。

ラスターレイヤーとベクターレイヤー
やりかたは簡単です。まずベクターレイヤーを作ります。

そのベクターレイヤーにどのブラシでもいいので描きます。

消しゴムツールを選択します。

そして、メニューから[ウィンドウ]>[ツールプロパティ]
これのベクター消去にチェックをいれて、『交点まで』を選択。

あとは飛び出してしまったところをクリックするのみです。
ラスターレイヤーとベクターレイヤー

魔法のようですよね。

これなら線画に慣れていない自分にもやれそうだという気がしてきませんか?

ベクター線つなぎと単純化

線修正ツール

一回でキレイな線が引けないよーという場合も線修正ツールで解決。

迷い線だらけのラフな感じの線を一気に繋げてしまうことができるのです。

ベクター線つなぎと単純化

ベクター線つなぎで繋げたもののガタついてしまったぞという場合は、同じくベクター線の単純化でならすことができます。

ラスターレイヤーとベクターレイヤー
このようにベクター線つなぎツールプロパティで単純化にチェックを入れておけば一度につなげて単純化ができます。

キレイな線を描くには職人芸のように修練が必要かと思っていたのにこんな裏技があったんですね!

クリスタを使い始めたら最初にやっておきたいCLIP STUDIOクラウド設定

クラウド設定の必要性

いざというときのためにやっておきたいのがクラウドの設定です。

クリスタの素材や設定をクラウドに同期してくれます。

  • 別端末でも同様の環境を同期することができる
  • いざという時のバックアップ

ブラシなど自作したりして色々と素材を登録したり、自分に最適化したショートカット設定、こういったのが突然消えたりしたらショックですよね。

クリスタはデフォルトだとCドライブのドキュメント(\Documents\CELSYS)とう場所にデータが置かれています。

で、この場所というのがなかなかやっかいで、OneDriveDroboxなどの別のクラウドサービスもお節介で保存してくれようとしてくれようとするフォルダなんですよね。

そのときに素直に保存してくれればいいものの、こやつら別のクラウドサービス君はなぜかクリスタの設定を保存するどころか一度亡き者にしてくれて、急にクリスタを初回起動の状態にしてくれたりします。

クリスタのデータ以外は消されたりしていないと思うので、この場所のクリスタフォルダと他の外部クラウドサービスの相性がよくないのかも……

こういったこと以外でも何がしかのトラブルに備えてクリップスタジオ自体でバックアップできていると安心です。

CLIP STUDIOクラウド設定方法

絵を描くソフトCLIP STUDIO PAINTではなくポータルのほうのCLIP STUDIOの上部に図のような青い雲のアイコンの場所がありますので、そこをクリックします。

それで出た画面で『クラウド設定』というボタンをクリックすると次のような画面になりますので、クラウドで同期しておきたい項目をONに変更して設定を保存のボタンをクリックします。

画像では作品の同期をONにしていませんが必要であればONでかまいません。

以上、これをやっておけばいざという時にも安心です。

僕のように油断していて、いきなり初期化されて真っ青にならないようにぜひ設定しておいていただければと思います!

以下の公式ページでさらに詳しく解説されています。
公式の「クラウドご利用ガイド」ページ

元Photoshopユーザーのためのクリスタ入門

Photoshopに慣れきっているとクリスタを使っていて違うところがストレスになりますよね。

そんなわけで「合わせられるところは合わせたい」というのが本音です。

元Photoshopユーザーでなくても将来Photoshopを使うかもしれないのでクリスタとの違いを把握しておいたり設定を揃えておくと後々のためになるかと思います!

まずこのページの上のほうにありますCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のワークスペースについてで解説したとおり、クリスタのパレットやショートカット設定をある程度Photoshopに寄せるのがひとつ。

さらに以下の内容を知っていただければだいぶ近い環境になるのではないでしょうか。

ブラシ作成

ついにCLIP STUDIO PAINTの更新が来ましたのでクリスタでもPhotoshopのブラシファイル(.abr)が使えるようになったのでPhotoshopで使っていたのと同じブラシを使えるようになります!

同じブラシが使えると移行したり、両方のソフトを併用したりが、はかどりますよね。

しかし、移行が簡単になりますが更に自分でカスタマイズしたり新規ブラシ作成をする場合、Photoshopクリスタでは仕様が違うので注意点がありますので以下の記事を作成しました。

レイヤーマスク

Photoshop慣れしているとクリスタで困るのがこれ。

レイヤーマスクの仕様がクリスタとPhotoshopでは違うところですね。
透過色
Photoshopだと黒と白でマスクする範囲を指定します。

しかし、クリスタではこの透過色を使います。

そのため、Photoshopに慣れていると黒で消そうとしてまるで反応してくれなくて困るハメになります。

Photoshop慣れしているとカンベンしてほしいですが、今さら変更するとクリスタのこの仕様に慣れた人から不満がでるんですかね……。個人的にはいつか歩み寄ってほしいところです

消しグラデーション

同様にマスク問題です。テクスチャなどを持ってきてキャンバスの下側にだけ適用させたいときなどレイヤーマスクしてグラデーションツールで消しますよね。

このときもPhotoshopのときのように黒でレイヤーマスクにグラデーションかけてもダメです。

上記のようにクリスタでのレイヤーマスクの仕様を知ったので、「OK、そうだったね。クリスタでは透過色を選ばなければいけないだよね」と透過色を選んでグラデーションをかけると無反応。

……って、おい、なぜにスルー?! ブラシではこれでできたでしょ……

「ちょっとこの作業だけPhotoshopで作業していいっすか? 」と慣れたソフトに逃げ帰りたくなるところですが、こんなときに見るべきはやっぱりサブツールパレット

消しグラデーション
消しグラデーションというそれらしいのがあるので使ってみると、これでようやく期待通りのことができます!

クリスタでも複製をPhotoshop同様にCtrl+Altドラッグにする

Photoshopでは選択したものを複製して増やすCtrl+Altドラッグというショートカットがあります。

このショートカットは1本描いた柱を複製して柱がたくさん並んだ絵を描くときなど結構使う頻度のあるものです。

クリスタの場合デフォルトだとこのCtrl+Altドラッグというショートカットがブラシサイズの変更になっています。

上記ツイートを参考にやってみたところ上手くいきました。

ブラシサイズは別のショートカットもあるので、僕はブラシ使用時でも複製できるように下記のようにしました。

  1. サブツールパレットでレイヤー移動ツールを複製
  2. 元画像を残すのチェック
  3. メニューから[ファイル]>[修飾キー設定]>『ツール処理別の設定』Ctrl+Altのところを『共通』にする
  4. 『共通設定の設定』でCtrl+Altのところを『ツールを一時的に変更』にして上記で新たに作った移動ツールを選択する

後半は元の参照ツイートと少し変えています。

参照元だと選択ツールを使っているときだけ複製のショートカットができるけどブラシツール使用中はもとのショートカットのままなので、どのツール使っているときでも複製が可能にする設定です。

ブラシサイズ変更ショートカットを残したい場合は参照元ツイートのとおりにしていただければと

クリスタでもPhotoshop同様にレイヤー下部にゴミ箱アイコンなどを配置する

CLIP STUDIO PAINTではPhotoshopと違って、レイヤーパレットのアイコンがパレットの上部にあります。

慣れてしまえば、上部にあっても気になりませんが、やはり同じ配置のほうが両方同時に使っていたりする場合助かると思います。
コマンドバーをリスト下に配置ビフォーアフター

これはレイヤーパレット左上のメニューから『コマンドバーをリスト下に配置』にチェックを入れるだけでできます。
コマンドバーをリスト下に配置にチェック

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

CLIP STUDIO PAINTの使い方ということで解説してきましたが、クリスタ公式では書きにくいであろうPhotoshopを引き合いに出しつつ説明してみました。

少しでも、読んでいただけたかたの役に立てば幸いです。

基本操作になれたらさらに塗りの書籍などで技術の向上と知識を深めていきましょう!

こちらの本はかなり売れているクリスタの塗りの書籍ということで僕も買いました。

▼おっと忘れちゃいけない、僕が執筆した背景描き方事典もPhotoshopで解説していますがクリスタでも活用できる知識満載なのでよろしくです!

まとめ

  • CLIP STUDIOはポータル。CLIP STUDIO PAINTは絵を描くソフト。
    いきなりCLIP STUDIO PAINTを開きたければ、タスクバーにピン止め。
  • 解像度
    印刷サイズが決まっていないならdpiは気にしても意味がない。だからデジタルのみなら72dpiでいいよとよく言われている。

    3500pxあればだいたいA4サイズで300dpi。通常の用途であればそのぐらいで充分。

  • Photoshopの環境に似せたワークスペースダウンロードできる
  • サブツールパレットとツールプロパティパレットってのはPhotoshopでいうところのブラシウィンドウやツールプリセットウィンドウのこと。
  • 見慣れないツールで何に使うかわからなかったらサブツールパレットを確認すれば道は開ける。
  • CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)のブラシはどれを使うのか?
    用途によるけど線画を描くならペンっぽいっすね。ブラシの種類というよりもベクターレイヤーが超便利っぽいです
  • この記事で紹介しているPhotoshopユーザー向け設定をやるとPhotoshop慣れしたクリスタ初心者ユーザーはストレスが減るぞ

おまけ_ CLIP STUDIO PAINTの通知を消すには?


この CLIP STUDIO PAINT通知の赤丸1が消せないと思ったことはありますか?

使い慣れている人にとってはあたりまえかもしれませんが、クリスタを初めて使う場合なんか通知がずっとあるなと思いながら使い続けてることもあるんじゃないでしょうか?

普通に押すとCLIP STUDIO PAINTが起動するので通知内容を把握できません。


なのでこちらの通知の部分だけを押すことができます。


すると、このようにアップデートの画面が開きますので CLIP STUDIO PAINTをアップデートします。


するとこのように通知が消えます。

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