≫【クリエイターの転職】ゲーム業界でCGデザイナーになるために必要なスキルとエージェントまとめ
以前こちらの記事で書いた内容ですがさすがにひと記事で長すぎてしまったので個別の記事にしました。
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ゲーム業界の闇 クリエイティブ職だとデスマーチって本当にある?
ゲーム業界で働いたことがない人にとってはまだまだ実際のところどうよってのは気になるところではないでしょうか。
結論からいいましょう…… デスマーチは、あります!!
『ただし会社による』本当にこれにつきると思います。
正直なところ昨今のゲーム業界はホワイト化されていることが多いです。
理由はソシャゲ以降のガチャなどによる収益化や運営コンテンツによる継続的な収益が望めるようになったのがあるでしょう。
そしてホワイトな企業が出てくると皆ホワイトなゲーム会社に人員は集まるので、他の会社もホワイトにしないと人員の確保が難しくなったということですね。
ホワイト環境であるかは大手ゲーム会社か中小ゲーム会社かでは決まらない
転職中に転職エージェントさんから聞く話だったり、勤めたゲーム会社に他の会社から移ってきた人の話などで色々と話を聞く機会はありますが、大手だから必ずホワイトとも限らないというのはあるようですね。
結局のところトップの方針によっていくらでもブラックにすることは可能なので。
ただ稼いでいる会社は財政的に余裕があるのでホワイトにさせやすいのは間違いないです。
一時的なデスマーチはマスターアップやローンチ前には…
常態化したデスマーチからはなるべく早い脱出が望ましいですが、ゲーム会社の構造上一時的なデスマーチはやむおえない場合も多々あります。
ただこれも抑えられるかどうかは会社によるところが多く、比較的常に安定的な良い会社も中にはあります。
クリエイティブ職のブラック企業回避のチェックポイント
運が良かったともいえますが、僕は幸いにしてゲーム会社などの会社で働いていたときも、一日30分から1時間程度の残業で済んでいる期間が多かったです。
そんな僕が考えるブラック企業回避のポイントを紹介します。
まず、この記事で紹介しているようなちゃんとした求人サイトにはないと思いますが、小さなゲーム会社の自社サイトには目に見える地雷があるので最低限それは避けましょう。
通常求人サイトではあまり見かけないですが、自力で色々な会社のサイトから直応募するかと見て回ったりすると、堂々と月曜から土曜日まで出勤の週休1日ですと書いてあるところもあります。
これはブラック環境ではありますが、正直に書いてくれる誠実さはあるのでホワイト環境をお望みでしたら除外するのがおすすめです。
休日・休暇
年間休日日数を確認して多いのであれば比較的ホワイト感はあります。
土日祝とか休みの平均日数は120日前後ってことなので、明らかに少ない場合は危険な香りがしますね。
待遇・福利厚生
通常であれば社会保険完備だと思いますが、一応確認。
関東ITソフトウェア健康保険組合だと旅行補助などで活用するとおいしいので印象アップ
残業時間
残業時間を書いてくれている場合もあります。これは実際に入社してみないと本当か? と思うところだと思います。
しかし、残業が少ないことをアピールしている場合はある程度信じて大丈夫だと思います。
有給休暇取得日数も同じくアピールしている場合はわりと信じていいと思います。
なんだかんだいってここでウソついても入社後辞める人が増えるだけなので企業側としてもあまり意味がないので。
みなし残業
わりとよくあるんですが、みなし残業手当というのはあまり好印象ではないですね。
でもゲーム業界だとわりと標準搭載って感じなので、直接的に会社の環境の良し悪しの判断材料とはならないかも。
みなし残業分が給与に含まれているので、定時で帰っていればお得とも言えます。
逆に言えばそのみなし残業時間分ぐらいは残業があるという認識が必要になってくるわけです。
勤務時間
勤務時間なんて皆同じではと思いきや、定時が1時間短いという目に見えるホワイト企業があったりします。
たとえば、10時から19時が勤務時間というのが一般的ですが、10時から18時とか。
逆に残業ほとんどありませんと書いてあって悪くないかと思ったらよくよく確認すると定時が長いというケースもありましたので、油断せずしっかり確認しましょう。
評判を確認
すべてうのみにする必要はないですが、複数の口コミで言われていることなどから情報収集しておくのは本当にやばい環境を回避するのにも役立つでしょう。
転職エージェントにブラック環境じゃないか確認する
転職エージェントを使っているのであれば正直に残業とかどうですかと聞くのが確実です。
ちゃんとしたエージェントであれば紹介するゲーム会社の内情を把握しています。
そして、転職エージェントというサービスの性質状、試用期間とかで辞めてしまうと転職エージェント会社の利益にならないので、残業の多いところに入社させても辞めてしまうのが初めからわかっている人をブラック企業に放り込まないってわけです。
逆にいえば、転職エージェントを使ったなら確実に聞いたほうがいいです。
というのも人によって価値観は色々なのでブラックでも大手が良いという人もいると思うので、意思表示しておかないとブラック環境のゲーム会社も応募候補に入れられてしまいかねないので。
仕事終わってから面接へ行く
無理に有休使って面接に行くのでなく定時ダッシュで面接に向かうというワザです。
転職の場合そもそも自分も働いているので、有休使わない限り平日の昼間に面接に行くことができず必然的に業務後いそいで面接に向かうパターンがあります。
僕もそのパターンのときがあったんですがそういう場合、運がいいと面接に行ったときにオフィス内が見える場合もあります。
そのときにオフィスに残っている人が少なかったりすると皆がその時間には退社しているということが確実に把握できますので、ブラックでないことを確認可能というわけです。
面接官側としては面接のために残業しなくてはならないので本音としては昼間来社してくれるほうがありがたいというのはあるとは思いますが……。