当ブログの読者は将来、ゲーム業界やアニメ業界などエンタメの仕事をしようと思っているかたも多いのではないかと思います。
というわけで、そんなかたにぜひ読んでみてもらいたい漫画をみつけました!
他にもゲーム業界を舞台にした漫画はあると思いますが、今回はチェイサーゲームという作品を紹介したいと思います!
ジャンプできる目次
ゲーム業界に就職しようと思っているならチェイサーゲームを読もう!
チェイサーゲームという漫画をご存知でしょうか?
サイバーコネクトツーという実在しているゲーム会社を舞台にした漫画です。
ぜんすけ
そういう漫画があるということは知っていたものの、じつは僕は最近まで読めていませんでした
先日Kindle Unlimited読み放題のキャンペーンで課金したので、このタイミングで対象になっている本を読もうと思ったところチェイサーゲームはKindle Unlimited読み放題対象作品だったので、このタイミングで読ませていただきました!
そんなわけで、読んでみた結果……
この漫画は業界のリアルな雰囲気を知ることができるなぁと感心しました!
ゲーム業界で働いてみたいと考えている人が読むと入社前からゲーム会社の疑似体験ができるのでおすすめです。
チェイサーゲームがゲーム業界志望者におすすめな理由
なぜにそんなにオススメなの? という話ですが
やはり、リアルなゲーム会社の話という点があります。
実際にゲーム業界で働いてきた社長が原作で会社内でマンガチームを作って制作しているのは伊達じゃないです。
ゲーム会社で働いたことのある人間なら少なからずデジャブ感のある、しんどいシチュエーションなどが描かれていてフィクションのはずなのに他人事とは思えない感覚を味わえます。
チェイサーゲームには実在の人物をモデルにしたキャラが出てくる!?
漫画内のコラムによると、実際のところ漫画的な誇張もされているということではありますが、実際にその名前の人物というのは実在するというのはすごく面白い試みだなと思います。
感動もあり!?
ゲーム業界の漫画ということでこの記事でも業界志望者にオススメしているものの、チェイサーゲームは普通に漫画としての完成度が高く、感動する場面や驚きの展開などもあり、エンターテインメントとしての完成度の高さもあるのがスゴイところです。
ぜんすけ
わりと序盤の巻にもかかわらず目頭熱くなる話があったりするので必見です!
フィクションと現実を交錯する、他では味わえない体験
このチェイサーゲームという作品が独特なのは現実とフィクションが交錯するということです。
チェイサーゲームの原作者でありサイバーコネクトツーの社長である松山 洋さんご自身も漫画に登場するのですが、ボスキャラ的な存在感のある存在として出てきます。
これじたいも現実の存在がフィクションの漫画に出てくるという面白い状況ではあるのですが、漫画を読み続けると、だんだんとフィクションのキャラクターとして読者である自分のなかで認識が確立されてきます。
ぜんすけ
漫画として楽しく読めるようにキャラを立ててくれているのでフィクションとして楽しめます!
そんな感じでマンガのキャラクターと思えたタイミングで
『チェイサーゲーム』という言葉を含んだTweetをしたりするとですね
なんと原作者の松山 洋さんのアカウントからいいねをしてもらえたりします。
『え!? なにこの漫画のボスキャラ実在しているッ!?』
とフィクションが現実と繋がっていることを再認識されるという摩訶不思議な体験をできるのです。
いや、実在しているのは最初からわかって読んでいたわけですが、どこか画面の向こう側的な遠い世界の認識になるじゃないですか、漫画で読んでいると。
というわけで
「ジョセフ・ジョースター !きさま! (チェイサーゲームを)見ているなッ!」
を疑似体験してみたいかたはチェイサーゲームの感想をTweetしてみてはいかがでしょうか!?
チェイサーゲームがKindle Unlimitedで読める理由を考えてみた
チェイサーゲームはゲーム業界とか関係なくても普通に楽しめる漫画ですし、通常の購入ではなくKindle Unlimited読み放題で読めてしまっていいでしょうか!?
と、クリエイター的には作り手側の利益のことも気になっていました。
しかし、実際に読んでみて思ったのはこの『チェイサーゲーム』という漫画はとても賢い戦略なのではと思いました。
単純にコンテンツを気に入った人が購入するだけではない利があるんではないかということに気がつきました。
ゲーム業界にかぎらず社会人をやったことがある人なら知っている人も多いかと思いますが、じつは人材採用にはかなりコストがかかります。
企業の存続には優れた人員の補充は必ず必要になりますし、その費用はかなりのものです。
その人材採用コストがこの漫画によって軽減する可能性があるんではないでしょうか。
内容的にも面白く、実際に僕もこうしてこれからゲーム業界を目指す人におすすめしてしまっているぐらいです。
居住地の問題もありますし読んだ人みながサイバーコネクトツーを志望するかはさておき、読者がサイバーコネクトツーという会社に対する心理的距離が近くなることは間違いないでしょう。
このことに気がついたときに僕は「すごい、これは天才の所業では!?」と感心しきりでした。
まぁ、これは僕が勝手に思っているだけなので「単純に楽しそうだからやってみた!」という可能性もないわけではないので話半分で聞いといていただければと思います。
実際に求人に効果があったかどうかは社内の人間じゃないとわからないですからね。
「Kindle Unlimited」は月額980円のサブスクサービスなんですが、最初の30日間は無料で体験できるので、ここで紹介している『チェイサーゲーム』は実質無料で読むことができるのです。
ぼくらのチェイサーゲーム
ぼくらのチェイサーゲームという『チェイサーゲーム』をテーマにサイバーコネクトツーのクリエイターたちが描くオリジナルマンガ集もあります。
こちらも合わせて読むとさらに楽しめます。
このぼくらのチェイサーゲームには『チェイサーゲームZERO』という社長ご本人が作画までされている漫画も掲載されていますが、これがまた先が気になる展開です。
『チェイサーゲーム』本編でも勇希というキャラクターのエピソードとして描かれた例の『上書き事件』についても描かれています。
この事件までもが実話を元にしたエピソードであるというのは衝撃的ですが、まさかの原作者の松山洋社長みずからによるもの。
この話はまさに
「さすが社長!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」
といった、常人にはなかなかできないエピソードです。
しかし、これをいってしまっては野暮になるかとは思いますが、これに触発されて実際のゲーム会社に入社して同じことをやろうものなら、どえらいことになると思いますのでそこは自己責任で!!
というか、原作者の松山社長ご本人もコラムで、
松山社長
過去の時代の話で現在の多人数の開発環境でやったら大変なことになるので絶対にマネしないように
とおっしゃられています。
実際にゲーム業界で働くことになった場合はチェイサーゲーム本編4話の穴井さんのセリフ
穴井さん
ゲーム制作はチーム制作
大切なのはコミュニケーションだ
みんなで一本のゲームソフトを作るんだよ!
というメッセージを今一度思いだしていただきたい。
矛盾するようですが、少しでもいいものをユーザーに届けたいというクリエイターの熱意もまた同時に大事だなとは僕も思っています。
そういったアツさとか作品に対する熱意の面を『チェイサーゲームZERO』は伝播してくれる作品だと思います。
おわりに
ちなみに『チェイサーゲーム』は2022年9月8日からドラマ化もされるみたいですね!
そんなわけでチェイサーゲームのレビュー記事を書いてみましたが、なにはともあれ読もうと思えば無料で読むことも可能なんで、未読のかたはとりあえず読んでみてはいかがでしょうか!
「Kindle Unlimited」はチェイサーゲームだけでなく以下のようにイラスト描き方の技法書なども多数あるので30日の無料期間終了後もわりと元を取りやすいほうかと思います。
≫Kindle Unlimited読み放題のイラスト描き方技法書と参考本100冊以上まとめ
ぜんすけ
Kindle Unlimitedを始めた場合は上記記事に絵描き向きの本をガッツリまとめましたので活用していただければと!
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※当記事のチェイサーゲームのアイコンおよびアイキャッチ画像は公式サイトの『チェイサーゲーム』SNSアイコン・ヘッダー配布ページのもの使用させていただいています。