先日イラスト専門学校でプロになれるの?【美大や独学と比較】って内容の記事を書きました。
専門学校からプロになるのは可能というのは語ったわけですが、それぞれの専門学校の特徴などが気になるところですよね。
そんなわけで実際にゲーム会社など3社に正社員として勤め、フリーでもプロとして仕事をしている僕が調べて、プロの目線で専門学校の特徴などを紹介しようと思います。
この記事はアミューズメントメディア総合学院ーの特徴などについて紹介しています。
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現役で絵の仕事をしている出雲寺ぜんすけが執筆しています。
Key作品『終のステラ』に背景イラストで参加。キネティックノベルのロボット三部作の楽曲をレトロテイストアレンジしたアルバム『JUKEMATA』ジャケットイラストの“背景”を担当
終のステラ
VisualArts Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
≫近年のお仕事(公開可能)実績紹介
こちら以外にも実績非公開の仕事で、スマホゲームの背景などを今も毎日で描いて仕事しています。
ジャンプできる目次
アミューズメントメディア総合学院の特徴
アミューズメントメディア総合学院が選ばれる4つの理由
- 産学共同・現場実践教育
- 現役プロ講師
- 就職・デビューシステム
- OB・OGネットワーク
アミューズメントメディア総合学院の特徴その1 産学共同・現場実践教育
在校生・卒業生と共に作品を市場へ送り出す「産学共同・現場実践教育」。 エンタテインメントのコンテンツ企画・制作等をおこなうAMGグループと、様々な企業との太いパイプにより、 在学中からプロの現場で実践し、活躍することができます。 AMGでは、技術や心得を学ぶだけでなく、就職やデビューに直結する体制を整えています。
アミューズメントメディア総合学院公式サイト
というわけで企業との繋がりというのが最初の特徴としてあげられています。
これは実際に僕がゲーム会社に勤めていたときに実際に学生さんに仕事を発注していたのを目にしていたので、この現場実践教育というのがウソでないことは間違いないです。
僕自身は当時、別プロジェクトでメインで入っていたのですが、会社で別のチームの女性向けアプリゲームのプロジェクトで学生さんに仕事を依頼しているという話を聞いていて、その発注先がアミューズメントメディア総合学院でした。
僕自身が働いていた会社でも、そういった産学共同でアミューズメントメディア総合学院と仕事をしていたぐらいなので、他の色々な企業ともそういった形で取り組んでいるのでしょう。
そうした実際の仕事を専門学校経由で受注して実戦の中で学ぶ経験ができるというのはアミューズメントメディア総合学院ならではの特徴ではないでしょうか。
アミューズメントメディア総合学院の特徴その2 現役プロ講師
日頃の授業を担当する講師は、業界の第一線で活躍する現役トップクリエイターばかり。 実際の製作現場で必要な学び、長く仕事を続けるための心構えなど、 常に情熱を持って伝え、最前線で活躍できるプロに育てます。 企業の方による特別講義では、業界の最新情報など貴重なお話が満載。
アミューズメントメディア総合学院公式サイト
各学科のカリキュラムページなどで講師の紹介があって、実際に仕事をしているプロ講師なのでプロフィールにも有名作品が並んでいたりします。
実際に現場で仕事をしている講師による指導なのはいいですね。
いつもの講師だけでなく有名イラストレーターの特別講義もあったりするのは嬉しいですよね。
アミューズメントメディア総合学院の特徴その3 就職・デビューシステム
専任の就職担当スタッフが個別に面談を行い、夢の実現をサポート。 就職や将来についての相談から、求人・オーディション情報の提供、 作品持ち込み支援まで、幅広くおこなっています。 プロになるために必要な“就業力”を磨くプログラムで、志望企業への就職・デビューを叶えます。
アミューズメントメディア総合学院公式サイト
就職活動が初めてなので、学生さんは実力さえあれば就職できると思ってしまいがち。
しかし、僕も3社ほどで勤めてきて採用側の立場なども経験してくると就活成功が単純な技量だけで決まるわけではないことがわかってきます。
≫【クリエイターの転職】ゲーム業界でCGデザイナーになるために必要なスキルとエージェントまとめ
その就職についての部分をしっかり重視してサポートしてくれるのは専門学校に行く利点の一つ。
ぜんすけ
実際に僕もゲーム会社従業員だったときにアミューズメントメディア総合学院の学生作品展示会を見に行かせていただいたことがあります
他の会社の方々もたくさん見に来ていて、その場で気になるポートフォリオの学生さんに話を聞いていました。
普通は就職する学生が自分から多数の会社にエントリーしたりと就職活動大変なのですが、求めている側から見に来てくれるこういったイベントを開催してくれるのはありがたい話かと思います。
アミューズメントメディア総合学院の特徴その4 OB・OGネットワーク
多くの卒業生がプロとして業界の第一線で活躍しています。 AMGは、そのOB・OGと共に業界で発展し続けるため「OB・OGネットワーク」を発足。 OB・OGと学院が協力し合いながら、CMや映画など多彩なコンテンツを制作したり、年齢や専門分野を問わず交流できるスキルアップ勉強会を開催したりしています。
アミューズメントメディア総合学院公式サイト
卒業生のネットワークがあるというのは、学校に通う利点の大きなメリットですね。
実力がものをいう仕事ではあるものの、フリーでも就職でも知り合いの紹介というのは圧倒的なアドバンテージです。
僕も学生時代だったら間違いなく講義内容とかカリキュラムなどに目がいってこれらの特徴をさらっと読み飛ばしたんではないかと思います。
しかし、AMGが選ばれる4つの理由としてこう言った項目をおしているのにはそれだけの意味があるのです。
僕も長年業界で働いてきた中でようやく実感を持つことができたことなので、若いときにその重要性に興味をもてるかわかりませんが、このアミューズメントメディア総合学院が選ばれる4つの理由について一度考えてみると学校選びのヒントになるかと思います。
アミューズメントメディア総合学院の学科
- ゲームプログラマー学科
- ゲームクリエイター学科
- ゲーム・アニメ3DCG学科
- アニメーション学科
- キャラクターデザイン学科
- マンガイラスト学科
- 小説・シナリオ学科
- 声優・俳優学科
- CG動画クリエイター専攻
といった感じの学科構成になっています。
小説や声優などの学科はその職種がわかりやすいですが、絵に関係する学科はいろいろとあって学科の名前だけだとわかりにくいかと思いますので、どの業界を目指す学科なのかをザックリ解説します。
当記事を読んでもまだピンとこない場合はアミューズメントメディア総合学院公式サイトのフッター(最下段)のあたりに『イラスト系学科でお悩みの方へ』というページへのリンクもありますので合わせてご参考いただければと!
ゲーム業界を目指す3学科
- ゲームプログラマー学科
- ゲームクリエイター学科
- ゲーム・アニメ3DCG学科
この3つは名前にもゲームとついているようにゲーム業界を目指す学科ですね。
ゲーム開発は大きくプログラム、企画、グラフィックの3種の職種で構成されていてそれぞれの職に合わせた学科ですね。
ゲームクリエイターというのが企画職(プランナー)の学科ですね。
ゲーム業界は基本的に3Dゲームが多いことなどから、デザイナー職はアニメ3DCGになっているわけですね。
ぜんすけ
僕のように2DCGでゲーム業界にいる人間もいるっちゃいますが、需要を考えると3DCGなどゲーム業界に求められているスキルを重点的に教育したほうが就職できるというわけですね
アニメ業界を目指す学科_アニメーション学科
アニメーション学科は名前のとおりアニメーターなどを目指す学科ですね。
アニメーターとして作画する仕事だけでなくアニメの制作進行やその先のプロデューサーを目指す人もこちらで学べるわけですね。
イラストレーターを目指す学科_キャラクターデザイン学科
キャラクターデザインというと何の仕事を目指す学科かわかりにくいですよね。
ゲーム業界などでキャラデザだけやっている人など多くはなく、いたとしても熟練の猛者。
専門学校で多くの学生が目指す職種とはいいがたいのが実情です。
では、いったい何を目指す学科かというとイラストレーターなどを目指す学科ということが学科紹介ページの実績からもわかります。
漫画家を目指す学科_マンガイラスト学科
マンガイラスト学科は漫画家を基本的に目指す学科ですね。
名前にイラストがあるのでイラストレーターを目指すときにキャラクターデザイン学科とどちらの学科なのか迷ってしまうかもですが、こちらは漫画でキャラクターデザイン学科がイラストですね。
とはいえ、そもそも学生の時点でマンガもイラストレーターもどちらも目指したいみたいな場合もあると思うのでその場合はこちらでもいいのではないかと思います。
学科 | 業界 | 職種 |
---|---|---|
ゲーム・アニメ3DCG学科 | ゲーム | CGデザイナー |
アニメーション学科 | アニメ | アニメーター/ 制作進行 |
キャラクターデザイン学科 | 出版 | イラストレーター |
マンガイラスト学科 | 出版 | 漫画家 |
イラスト系学科で学ぶ方向性から考えるとこの表のようになりますが、それぞれの学科に入ったからといって必ずしもこの業界や職種になるわけでなく別の学科から就職するパターンも多々あることでしょう。
なので、あくまでもこれはザックリとした分類ではあります。
さらに詳細な職業から学科を選ぶ方法は公式サイトにあります。
この一覧の中から自分の目指したい職業を選ぶとどの学科がいいか紹介してくれていますが、以下のように職種によっては複数の学科が紹介されていることもあったりします。
▲この『●●のカリキュラムを見る』というところを見ると実際にその学科で何が学べるか表があるのでわかりやすいです。
アミューズメントメディア総合学院 卒業後の 就職先 内定実績
アミューズメントメディア総合学院の就職実績(一部抜粋)
一部抜粋だけでも以下のようにたくさんの有名企業が並んでいますね。
アークシステムワークス(株) (株)カプコン ガンホー・ワークス(株) (株)コナミデジタルエンタテインメント (株)スクウェア・エニックス (株)セガ (株)ソニー・コンピュータエンタテインメン (株)ハドソン (株)バンダイナムコゲームス (株)レベルファイブ (株)A-1 Pictures (株)オー・エル・エム (株)京都アニメーション (株)スタジオコメット (株)スタジオジブリ (株)スタジオディーン (株)S T U D I O 4 ℃ (株)T Y O アニメーションズ (株)タツノコプロ (株)ぴえろ (株)プロダクション・アイジー (株)マッドハウス (株)KADOKAWA (株)講談社 (株)サイゲームス 他多数
アミューズメントメディア総合学院の就職率は?
アミューズメントメディア総合学院の就職率は以下のとおり。
- ゲームプログラマー学科/ゲームクリエイター学科/ゲームアニメ3D学科 :92%
- アニメーション学科 : 94%
- キャラクターデザイン学科 : 卒業生参加作品1000作品突破
- マンガイラスト学科 : 受賞実績550名突破
キャラクターデザイン学科や漫画イラスト学科は出版業界ということで就職というより受賞や参加作品という形なのでイメージはつきにくいですが、その数を考えると一年あたりでもそれなりの数になりそうです。
漫画イラスト学科の具体的なプロになれるのはどのくらいなの!?
受賞デビュー実績からもプロになっているのはかなりの数かと想像はできるものの、ぶっちゃけもう少しだけでも具体的な割合が知りたいと思いますよね?
というわけでその情報を教えていただくことができましたのでここでお伝えしますね!
どうでしょうか? この数字けっこう多いなと思いませんか?
他の職種と違って漫画家は一般的な就職と違いますし、そんなにたやすいことではないです。
だから8割とかプロ漫画家になるというのはさすがにありえない。正直1割ぐらいしかなれないと言われてもそんなもんかなと思います。
そんななか3割でプロ漫画家になれるならこれは結構な数値な気がします。
そもそもそこまで本気で漫画家を目指しているわけではないけど、高校卒業後になんとなくマンガ好きということで入学されてしまった人だっているとおもうんですよね。
それでいて3割も芽がでるのはすごいなと思います。
3割ということは偏差値でいうと54ぐらいなので、努力をすれば充分可能性のある数字ですよね。
正直プロの漫画家になるのって東大入るよりも難しいのでは? ってイメージあったんですがアミューズメントメディア総合学院の指導のもとでプロ漫画家になるのは偏差値54ほどなので『夢』ではなく現実的な『目標』になるんではないでしょうか。
ちなみに在学中に編集担当付きになる割合は7割ほどもあるということなので、かなりの高確率でプロになる道筋が見えるところまでいけるようですね。
アミューズメントメディア総合学院の学費は?
アミューズメントメディア総合学院は学費も公式サイトで公開されています。
アミューズメントメディア総合学院入学金
2023年度生の入学金は20万円です。(くわしくは下記の表参照)
アミューズメントメディア総合学院授業料
ゲーム・アニメ3DCG学科 | アニメーション学科 | キャラクターデザイン学科 | マンガイラスト学科 | ||
---|---|---|---|---|---|
初年度 | 入学金 | 200,000 | 200,000 | 200,000 | 200,000 |
授業費 | 900,000 | 850,000 | 900,000 | 850,000 | 850,000 |
施設設備費 | 250,000 | 230,000 | 250,000 | 230,000 | 230,000 |
演習実習費 | 130,000 | 100,000 | 130,000 | 100,000 | 100,000 |
合計 | 1,380,000 | 1,380,000 | 1,480,000 | 1,380,000 | 1,380,000 |
2年次 | 授業費 | 900,000 | 850,000 | 900,000 | 850,000 |
施設設備費 | 250,000 | 230,000 | 250,000 | 230,000 | 230,000 |
演習実習費 | 130,000 | 100,000 | 130,000 | 100,000 | 100,000 |
合計 | 1,280,000 | 1,180,000 | 1,280,000 | 1,180,000 | 1,180,000 |
これにプラスしてその他費用が一年あたり20万少々かかります。
なので合計すると年間の学費は150万円程度になるかと思います。(学科や年次により前後します)
アミューズメントメディア総合学院公式サイトのフッターメニュー『学費について』から他の学科やその他費用の詳細も掲載されているのでくわしく見たい場合はそちらから。
アミューズメントメディア総合学院の評判、口コミは? 卒業生のコメント
アミューズメントメディア総合学院のオープンキャンパスの感想のコメント。
たとえばアニメ業界でいえば「進撃の巨人」や「SPY×FAMILY」を手掛けるWIT STUDIOの共同創業者の中武哲也さんもアミューズメントメディア総合学院の卒業生ということで、このようなコメントがあるのも頷けます。
独学だけでなく学校に通う大きなポイントですよね。友人たちとの出会いはかけがいないですね。
▲このツイートの『AMG』というのはアミューズメントメディア総合学院の略称ですね。
当ブログ記事でもこの点について強調していますが、卒業生のアドバイスは説得力がありますね。
アミューズメントメディア総合学院の場所
アミューズメントメディア総合学院には東京校と大阪校があります。
東京校は東京の恵比寿駅。
山手線の線路沿いにあるので山手線に乗っていたら渋谷駅から恵比寿駅の途中で特徴的なビルがあるのが目にとまります。
ちなみに渋谷駅側からでもぜんぜん歩いていける距離感です。
『本気』でプロを目指せるならアミューズメントメディア総合学院
ここまでは基本的に他の人でも解説することのできるアミューズメントメディア総合学院の基本的な解説でしたが、最後に僕がプロとして仕事をしてきた経験をもとにプロとして働けるようになるための真理とそのために学校を活用したおす心構えをお伝えしたいと思います。
フリーランスのクリエイターの一人が受注できる仕事には限りがある
競争の激しいクリエイティブ職の場合は世にでるのも生き残るのもカンタンではありません。
しかし、僕自身もフリーランスで仕事をしてみて思うのは、個人で受けられる仕事は多くないということです。
いくら人気イラストレーターでもすべての仕事を一人で独占することは物理的に不可能です。
そして自分自身も一個人がクリエイティブ職で生き残るために必要な仕事は思ったよりも少なくて大丈夫です。(たくさん一度に依頼されてもさばききれません)
だからすでにすぐれたクリエイターが多く存在してもこれからプロとして活躍していく隙は存在しているのです。
仕事の発注があるクリエイターとは
とはいえ、ある程度安定的に仕事を発注してもらえるようになることが必要ですが、そのために必要になるのが
- 最初の仕事を受注すること
- 期待に応えて継続した仕事の依頼に繋げること
この二つになります。
僕も発注側を会社員時代にやっていた経験があるのでわかるのですが、初めて依頼する相手はちゃんと今のプロジェクトに求められている仕事をしてくれるか判断が難しいという問題があります。
そして多くのそうしたアートディレクターやプランナーは多くの苦い経験もしていたりします。
結果として確実に求めた仕事をやってもらえることがわかっている『個人的なつながり』と『過去の信頼』によって発注することになります。
これがいわゆるコネというものなわけですが、これはズルでもなんでもなくその人が過去にやった仕事が評価されたからこそ発生するものです。
会社に属する利点とは!? そもそも会社に就職するための『つながり』と『過去の信頼』を得るには学校の力を利用しよう
多くの先輩イラストレーターなども最初は会社員として就職していたりするし、それを推奨していることを見聞きしたこてゃないでしょうか?
これは会社で働くことで同僚ができるため、身近に仕事ぶりを知る人が自然とできる(すなわちコネができる)からというのも理由の一つです。
じゃあそもそも、学生である時点ではまだ働いていないのでコネはないのが当たり前です。
そこで学生の段階ではまだない『つながり』と『過去の信頼』を学校から借りるというのがコネを得る一つの方法といえるでしょう。
ここであらためてアミューズメントメディア総合学院の特徴を見てみましょう
- 産学共同・現場実践教育
- 現役プロ講師
- 就職・デビューシステム
- OB・OGネットワーク
すべてが実際の仕事への『つながり(コネ)』にアドバンテージのある特徴です。
クリエイティブ職のための学校の役割は複合的なサービスであることを理解しよう
どこの美大や専門学校でも授業のレベルは日々知見も集めて近いレベルになっていることでしょうし、なによりその授業や先生をしっかり活用できるかは学生の意欲しだい。
もちろん実力は第一段階を突破する大きな要因であるのは間違いありません。
しかし、実力だけが就職の合否をわけるわけではありません。
それがわかっているからすでに実績も実力もあるクリエイターが転職する際にも転職エージェントを活用するわけです。
≫イラストレーターにおすすめの転職サイト6選。クリエイティブ職で働く!
アミューズメントメディア総合学院などの学校は、そうした『就職エージェントサービス』の側面も持ちつつ『学習』や『学生同士の横のつながり』などさらに多くの機能を持ち合わせたサービスといえるでしょう。
本気でプロを目指すために学校は活用したおすべし!
美大や専門学校などの学校はただ通いさえすればプロになれるわけではありません。
ちゃんとポートフォリオを作る必要があります。
マイナビクリエイター調べでポートフォリオの準備ができて持っている学生は26.5%で約4人に一人しかいないというデータもあります。
もちろんポートフォリオに載せる作品作りは自分自身が行動する必要はありますが、学校がそのサポートやアドバイスをくれるのは大きな利点です。
先生たちは企業の声を多く聞いてきているので求められている人材も把握していますし、最適なポートフォリオのノウハウもあることでしょう。
それらをしっかりと活用してポートフォリオを完成させることができれば就活においてポートフォリオの準備ができていない学生と比べて大きなアドバンテージとなるでしょう。
僕もプロの現場で専門学校などの卒業生の同僚もたくさん出会ってきました。
そういった専門学校や美大卒の人の話を聞いても、やはり学校をしっかり使いたおした人がプロになっています。
学校というのは通うのはどこもそれなりの金額がかかります。
学習そのものは独学することもできますが、『つながり』と『過去の信頼』を学生の段階で得る方法はかぎられているでしょう。
アミューズメントメディア総合学院は僕が学生のころから長く続いてきている歴史がありますので、そこでOBやOGを排出してきています。
その学校が過去から積み上げてきたコネクションを活用するのも講師に積極的に質問したりするのも自分しだい。
そんなふうに『しっかり学校を活用してやろう』という人はきっとプロになるでしょうし、学校側もしっかりとサポートして応えてくれるとおもいます。
だからまだ、本気かどうかもわからない人に対しては僕は美大だろうが専門学校だろうが学校に通うことを薦めません。
もしあなたが本気でプロを目指すという覚悟が完了しているのでしたら……
そのときにはじめて僕は
「OK、その覚悟があるなら大丈夫。行って活用してプロになって来てください!」
と背中をおしてあげられます。
プロになったのなら狭い業界なので、あなたがどの学科でどの職種を志望していたとしても、いずれ同じプロジェクトに携わることもあるかもしれません。
ぜんすけ
そのときはどうぞよろしくお願いいたします!
僕もその日を楽しみにしています!
アミューズメントメディア総合学院の場合、産学共同があるから早ければならなんなら在学中にそんな日が来てしまうこともゼロではないかもですね。
そんなわけでヒューマンアカデミーについて特徴や口コミなど紹介してきましたけどいかがだったでしょうか。
公式サイトがかなり情報が充実しているので学費からカリキュラムまで吟味することができるので、そちらで詳細確認してみるのもいいかと思います。