今回は玄光社さまの電子書籍ストア「GENKOSHA DIRECT」を紹介したいと思います。
「GENKOSHA DIRECT」は人気絵師のイラスト技法書や画集(著名写真家のカメラ技法書や写真集)を扱っている電子書籍ストアでPDF形式で保存できるのでデバイスを選ばずに、いつでも読めることが特徴です。
玄光社はイラスト・カメラ・映像関連の出版社でイラスト技法書関係の書籍を多数出されています。
さいとうなおき先生のイラスト最速上達法も玄光社から出版されている書籍ですね。
この本も「GENKOSHA DIRECT」のラインナップにあります。
「GENKOSHA DIRECT」のイラスト最速上達法のページ
また、玄光社は背景イラスト技法書も多数出版されているので僕のように背景を描いている人なら玄光社から出版された本をお持ちのかたも多いのではないでしょうか。
▲こちらの記事でも書いたように玄光社は2020年には5冊も背景関連書籍を刊行しています。
現役で絵の仕事をしている出雲寺ぜんすけが執筆しています。
Key作品『終のステラ』に背景イラストで参加。キネティックノベルのロボット三部作の楽曲をレトロテイストアレンジしたアルバム『JUKEMATA』ジャケットイラストの“背景”を担当
終のステラ
VisualArts Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
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こちら以外にも実績非公開の仕事で、スマホゲームの背景などを今も毎日で描いて仕事しています。
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GENKOSHA DIRECTの特徴
「GENKOSHA DIRECT」の特徴は以下のようになります。
- PDF形式のためダウンロード後、ネット・アプリ不要でお読みいただけます
- 新規会員登録で500円相当のポイントを進呈。オトクに書籍を購入いただけます
- 書籍購入時に最大10%のポイント還元を実施。次回購入時にポイントを使ってオトクに書籍を購入いただけます
- 特にイラスト技法書はペイントソフトにPDFデータを読み込んで、トレース練習に活用いただけます
▼(参考)イラストトレース練習事例ということで「GENKOSHA DIRECT」公式が活用動画をアップしています。
https://youtu.be/hURyuaF3pzw
玄光社(以下、当社)が運営するGENKOSHA DIRECT(以下、当サイト)を利用するにあたって、利用者(以下、会員)は本規約に同意したものとする。
- 当サイトを利用するために、会員情報(氏名、携帯電話番号、メールアドレス等の個人情報)を登録する。
- 商品データには、購入者の個人情報、購入情報を透かしとして埋め込む。
- 会員は、購入した商品を、個人としての利用の範囲内で使用し、商用利用は行わない。また、会員は、購入した商品を第三者へ配布や、サーバー経由で頒布するなどの公衆送信を行わない。
- 商品に掲載されているコンテンツ(写真、図版、イラストレーション、テキスト等、すべての著作物)は、コンテンツを制作した著者が著作権を持つことを理解し、これらを許可なく二次利用しない。
- 当社が不正利用と判断した場合には、会員に警告を行い、警告を行っても不正利用が正されない場合には、必要な処置を執る。
- 会員の不正利用が発覚した場合には、当社の判断で会員情報を削除し、購入した商品の再ダウンロードは不能となる。その場合、購入した商品の返金も行わない。
- 当サイトは、商品の性質上、購入した商品の返金は行わない。ポイント、クーポンコードの換金は行わない。
- 本規約は、今後、予告なく更新することがある。
2022年1月31日
GENKOSHA DIRECT運営会社
株式会社 玄光社
規約に書いてあるとおり、PDFの各ページに透かしが入るようになっています。
これによって流出した際にも犯人の特定ができるようになっているというわけですね。
GENKOSHA DIRECTの使いかた
会員登録をするとポイントがもらえます。登録から購入は基本的に一般的なECサイトと同じ感じです。
新規会員登録で500ポイント保有しているので使用するポイントを入力。
購入後はこんな感じでPDFをダウンロードできます。この画像のようにGoogle DriveやDropboxも利用可能。
僕はクラウドストレージはpCloudを使っているので普通にPDFダウンロードをしました。
GENKOSHA DIRECTを使ってみた感想
PDFでダウンロードできるのが強み
PDF形式ってのが大きいところですね。
電子書籍が一般化してきていますが、運営会社のサービスの存続に依存する形式だといざというときに購入したものが読めなくなる心配はありますが、PDFならその点は安心できます。
ぜんすけ
PDFだと所有感と安心感があっていいですよね。
玄光社のすべての書籍が「GENKOSHA DIRECT」で売られているわけではない
2022年の今のところはですが、玄光社から出ている書籍のすべてが「GENKOSHA DIRECT」のラインナップになっているわけではないのでこの点については今後の発展に期待というところですね。
玄光社の背景技法書なども「GENKOSHA DIRECT」での取り扱いはまだ限られている感じです。
▲小林七郎先生の著作は取り扱いされています!
▲写真関係の本も結構あって、こちらの本などはアニメなどの背景のカットに使えそうな写真も多いのでイラスト制作にも参考になる部分も結構あるかと思います。
まとめ
今回「GENKOSHA DIRECT」を使ってみて、出版社独自サイトの意義と未来について少し考えたことも途中まで書いていたんですが結構長くなりそうなのと「GENKOSHA DIRECT」の紹介からはかなり脱線した内容になりそうだったんで、それはまた別記事として書こうかと思います。
ぜんすけ
個人的には出版社の直販サイトの著者の印税率がどうなっているかは気になりましたね!
もし他の電子書籍ストアよりも印税率が高くて「GENKOSHA DIRECT」で買うことで著者の方々が潤うのであれば、こちらで買うことをプッシュしたいですし自分自身でも購入場所として優先度があがるかなと思いました。
玄光社の電子書籍ストア「GENKOSHA DIRECT」