長男が生まれてから隔週で7年ばかり図書館に通って絵本を借りる生活を続けてきて現在も継続中です。
毎回10冊とか借りているので年間260冊。7年で累計1800冊とか読んでいる計算になります。
(同じ本を借りたり図書館が開いていない時期とか、嫁に読み聞かせを任せていた時期もあったのであくまで計算上ですが)
そんなわけで大量に絵本を読んできた僕がオススメの絵本を今回は紹介してみたいと思います!
ジャンプできる目次
子育て中の絵描きがおすすめする絵本10選
現在子育て中のかただけでなく、友人や同僚に出産祝いやプレゼントとして絵本をあげたいそんなときに選ぶ候補になったらと思い、
僕が読み聞かせをしてきたなかから厳選して10冊紹介したいと思います!
ぜんすけ
忙しい人はページ最後の僕のおすすめベストのとこだけでも見てもらえたらなと思います
赤ちゃん向け
定番なのはじゃあじゃあびりびりやがたん ごとん がたん ごとんとかいないいないばああたりでしょうか。
なんなら赤ちゃん生まれましたと役所に届けにいくと、このあたりの本をもらえたりします。
子育てする前の自分なんかは、赤ちゃん向けの絵本に関する理解もまるでないので、どれもシンプルすぎて
どれがいいかも判別不能な感じでした。
そんなわけでこれから子育て始めるぞという人の絵本選びのヒントになればと思います。
もこもこもこ
赤ちゃん向けの絵本としては他にも定番の絵本がありますが、それらよりもうちでは反応が良かったのでこの「もこもこもこ」という絵本を僕は推します!
僕自身も貰い物の絵本だったのですが、長男次男ともに繰り返し読んで欲しがったので我が家にとっては名著でした。
親は読んでも「うん、なるほどねー……よくわからん」って内容ではありますが、子供受けがGOODでした。
とびだすえほん すいぞくかん
飛び出す系の絵本は反応いいですよね。
僕が持っている本は貰い物ということもあり同じ商品が出てこなかったので▲こちらを表示していますが
僕が実際に持っているのは▼この写真の本になります。
このブログ記事を書くために今回紹介した本を本棚から出して置いておいたら、このとびだすえほんを5歳の次男が見つけて
「あ、これ面白いやつだー、読んで!」「赤ちゃんのときに読んでたやつだよね」
と食いついたので子供自身にとっても楽しかった本という記憶になっているようです。
ちなみに最初に定番の本としてあげた三冊の中だといないいないばあが反応良かったと記憶しています。
この飛び出す絵本と共通しているのが、親の読み方として溜めて一気に開くといった読み方をするというのがあるかもですね。
いないいないばあの場合「いないいない……(ページをめくる)ばあ!!」とやりますし、飛び出す絵本も↑の写真のページでいえば「いいこにしないと……(ページを開いて飛び出させる)たべちゃうぞ!!」
という具合に親がかめはめ波を出すがごとくためてからドヤァッってやると子供はキャッキャと楽しんでくれるイメージです。
男の子向け
がんばれ!パトカー
竹下 文子 (著), 鈴木 まもる
男の子は車に対する反応が良いですね一番最初にハマる対象なのではないでしょうか。
まだ赤ちゃんといった時期でも道を歩いていてバスが通ったりすると反応したりしますよね。
この著者のシリーズはあらかた読んだかと思いますががんばれ!パトカーは所持していたこともあり、特に長男のときは何度となく読みました。
恐竜トリケラトプスとカルノタウルス
(恐竜だいぼうけん) (日本語) 大型本 – 2014/6/24
黒川 みつひろ (著)
恐竜も男の子がハマる可能性があるコンテンツ。個人差がありますがうちの場合は長男が一時すごい恐竜ブームがありました。
年少クラスぐらいの時期でしたが、国立科学博物館の恐竜展とか見に行ったりこのシリーズ以外の恐竜絵本や大恐竜時代へGO!! GO!!といったDVDなどあらかた見ました。
ピクサーのアーロと少年はその当時新作だったので旧作になったら借りようと思っていたら、そうこうしているうちに長男の恐竜ブームが終了して結局見ずじまいに……。
漫画アニメ
マンガとかアニメ関係の絵本もあったりするので、そういったコンテンツが好きな親御さんにオススメの絵本です。
もやしもん
もやしもんのオリゼーとか漫画でお馴染みのキャラクターが出てくる絵本です。
歯をみがこうとか挨拶とか子供に教えたいような内容になっています。
親としてはそれはそれでありがたくはありますが、せっかくもやしもんならもう少し菌を主題にした絵本にして欲しかった!
(しかし、そうするとニッチになりすぎて売りにくいという判断だったんでしょうね、きっと……)
ヒピラくん
大友 克洋 (著), 木村 真二 (著)
こちらは僕は最初に勤めていた会社の原画班の同僚に教えてもらった本です。
アニメ化もされているようなのでご存知の方も多いのかもしれませんが、この作品初耳ですというかたはまず著者名を見るべし!
絵本という短いページ数の中で数話のお話があって、そのなかで魅力的な世界観を創り出されている作品です。
絵柄も魅力的なんですが短編の中でキャラと世界観が表現されていくところが見事です。
YouTubeでアニメが見れるみたいですね。どんな感じか知りたい場合はこちらみるとよきかと!
出雲寺ぜんすけオススメ絵本ベスト
さて、ついに僕が特におすすめしたい絵本になります!
大人も楽しめる絵本だと思いますので、子育ての予定ないぞという方も読んでいない作品がありましたらぜひ一度読んでみてもらいたいです。
でも、親がハマるものって小さい子供には「よくわからん!」ってかんじになりがちなので、子供よりも親向けかもですね。
うちの次男坊のように5歳児ぐらいならぼくたちの ピーナッツとかで文字が埋め尽くされたページを親がひっしこいて読み上げてあげたほうが楽しんでくれるし繰り返し読んでってなったりします……。
だから、さびしくない
2020/5/15 落合久恵 (著)
最初にクマとおばあちゃんが一緒に住んでいるところから話が始まります。
なので、「絵本だとクマって可愛く描かれるけど現実ならおばあちゃんすぐにクマに食べられちゃうよね」
といった感じのクソツッコミを入れながら斜にかまえて読み始めたわけなんですが、最後まで読むと、まじかーってなってクソツッコみを懺悔したわけです。
読後には本を閉じて改めて表紙のタイトルを見ながら余韻に浸りたい作品となっています。
ダム・キーパー
2019/3/29トンコハウス (著)
普段は家族全員で図書館に行って借りるわけですが、時には僕一人だけで図書館に行って適当に絵本を見繕ってくることもあります。
そんなときはザっと表紙や中をパラっと見てジャケ買いならぬジャケ借りしてくるわけです。
このダム・キーパーもそんな感じで前情報なくなんとなくで借りてきたんですが改めて家に帰ってきて読んだらえらく絵が上手くて、読み進めるとストーリーも他の絵本とはひと味違う出来のよさ。
なんじゃこりゃーってなって最後まで読み終わって著者紹介を読むと元ピクサーのかたが手掛けられた絵本ということで、なるほどーどおりで! となりました。
もののけ姫
みなさんご存知もののけ姫! ではない、もののけ姫です。
いや宮崎駿監督作なのですが、映画のもののけ姫を作るよりもずっと前に描かれていたイメージボードです。
なので、今回の絵本のまとめに入れていいのかというところもありますが、僕は他の絵本同様に息子たちに読み聞かせしているのでご紹介します。
アシタカとか映画のもののけ姫に出てくるキャラは一切出てこないです
タイトルと和の世界観であること以外は映画とまったく別物です!
主人公は表紙のお姫様ともののけで、姫の父親が悪霊にとりつかれてしまい悪霊退散の方法を探す旅にでて……
というお話です。
表紙のもののけを見て子供たちは「トトロだ!」と食いつきもいいですし、興味津々で聞いてくれます。
ストーリー的には美女と野獣的なところもありつつ、冒険的なところもありで僕自身とてもすきな作品です。
このバージョンのもののけ姫も映像で見てみたいと思うこと間違いなしの傑作です。
親も子供も楽しめて、映画をみたような満足感を味わえるので読んだことがない人は必見です!
せいぎのみかた ドラフラ星人の巻
2010/9/8宮西達也 (著, イラスト)
この本、最初嫁が息子に読み聞かせをしていて、僕は近くで別のことをしていたんです。
なので、特に話を聴くつもりでなかったんですが、なんとなく途中で耳に入ってきた内容は、なにやら普通の内容ではなさそう。
ただ単純にヒーローと怪獣の戦うだけの絵本ではないぞ、これは……。
エンジン音を聞いただけでブルドーザーだとわかるように、途中の内容を聞きかじっただけで名作の予感。
嫁が読み聞かせ終わった後、どんな内容なのかと自分でも読んでみたら実際に大変感動する名作でした!!
宮西達也さんの絵本はおまえうまそうだなとかのほうが有名なんではないかと思いますが、僕は大いにこのドラフラ星人を推します!
まとめ
以上です、いかがだったでしょうか?
本当はもっと紹介したい本もあったんですが、さすがに数が多くなりすぎるかなと今回は掲載しなかった本もたくさんあります。
この記事のアイキャッチ画像もう10選で作っちゃったけどやっぱパンダ銭湯も入れて11選に作りなおしちゃおうか……とか考えもしましたが、きりがないので今回は10選ということにしました。
それでも逆に色々紹介したんで、「そんなにたくさん読めん1冊だけ選んでくれ」
というのであれば、せいぎにみかた ドラフラ星人の巻を推しますのでぜひご一読を!