Keyセット2022のセット内容にあるアレンジアルバム『Kinetic Novel robot trilogy arrange album “JUKEMATA”』のジャケット背景を担当しました。
『JUKEMATA』はplanetarian、Harmonia、終のステラの楽曲のアレンジアルバムです。
『JUKEMATA』の読みはジュークマタ。
ジュークボックスとオートマタを合わせた造語。(ビジュアルアーツ年末特番参照)
ちなみに終のステラのゲーム本編のほうでも背景の一部を担当しています。
▼くわしくは以下の記事で書いています。
アレンジアルバム『JUKEMATA』ジャケット背景を描きました
もちろんキャラクターはSWAVさんご担当ですが、なんと今回は僕が背景を担当させていただきました!
完成稿では表面にSWAVさんのキャラや銃が加筆されているように、裏面にも▲この僕が描いた状態よりもいくつかモノが増えているかと思います。
終のステラをプレイ済みでしたら、それらのプロップがあることでさらにこのイラストがさらに味わい深くなるかと思いますので実際の完成ジャケットイラストも要チェックです!
こちらのイラスト、かなり力をいれて背景のほう描いたのでぜひ現物をお手に取ってみていただけたら幸いです。
アレンジアルバム『JUKEMATA』の曲はどんな感じ?
アルバムコンセプトは、キネティックノベルのロボット三部作『planetarian』『Harmonia』『終のステラ』の楽曲をレトロテイストにアレンジしたものになります。
Key開発日誌(折戸)
アルバムの内容は上記の引用のとおりKeyのキネティックノベルのロボット三部作の楽曲をレトロテイストアレンジにしたものということです。
試聴動画が上がっているのでとりあえず曲の雰囲気はこちらを聴いていただくのが話が早いですね。
ジャケットイラスト背景にもお酒の瓶やグラスなども描きましたが、お酒を飲みながら聴いたりするにもいい感じの雰囲気のアレンジになっていますね。
ぜんすけ
ジャケットの裏側まで背景が続いているので曲を楽しみながらゆっくりとながめていただけたらうれしいです!
さて、そんなわけで僕が担当しているのはこちらのジャケットイラストの背景のみなんですが、
『JUKEMATA』は『Keyセット2022』というセットの中に入っている製品ですので、その『Keyセット2022』に他にはどんなものが入っているのかをカンタンに紹介させていただきたいと思います!
Keyセット2022の内容紹介
- 2023 Key Calendar (A2サイズ)
- Kinetic Novel robot trilogy arrange album “JUKEMATA”
- Kinetic Novel Staff Memorial Book
- A3クリアポスターセット
- 『LUNARiA』ミニアクリル絵馬 (50mm×60mm)
- 『かぎなど』校章ピンズ (25×23mm)
- 『ヘブンバーンズレッド』ミニステッカー
Keyセット2022はこんな感じの内容になっているようです。
2023 Key CalendarにはSWAVさんによる終のステラの描きおろしイラストもありますね。
和な終のステラというのも新鮮ですし、フィリアはもちろんかわいいのですが手前の鏡餅のせVer君がこれまたカワイイので必見ですよ。(奥にちゃんとジュードもいるのも嬉しいですね!)
そして、他のイラストもとても魅力的なものばかりなのでぜひ公式サイトのほうで確認してもらえたらと思います!
Kinetic Novel Staff Memorial Bookというのはキネティックノベル『LOOPERS』『LUNARiA』『終のステラ』の開発スタッフによるコメント本ということで、番外編SSやコラム、モノクロイラスト、直筆コメントなどが掲載されているということです。
2023年のカレンダーにアレンジアルバム、キネティックノベルのスタッフメモリアルブック、さらにこれだけのグッズがセットになって、税込5500円となっています。
ぜんすけ
これだけセットになっていて5500円はすごくお買い得な気がしますね!
公式サイトのほうではカレンダーのイラストやアレンジアルバムの収録曲の詳細、メモリアルブック詳細やグッズのサイズなどなど記載されています!
というわけで、くわしくは公式サイトのほうを見ていただければと思います。
終のステラのすゝめ
今回ご紹介したアレンジアルバム『Kinetic Novel robot trilogy arrange album “JUKEMATA”』でキネティックノベルのロボット三部作というまとめかたを見て、ふと思ったんですが『終のステラ』はこれからKey作品を始める人に薦めるのにちょうどいいのではないでしょうか?
2022年スマホゲームアプリ『ヘブンバーンズレッド』でKey作品に初めて接して、これかKey作品をもっと履修してみようというかたも結構いらっしゃるんではないでしょうか?
どの作品から手をつけても間違いない感動が約束されたKeyブランド。
とはいえまだノベルゲーに慣れていないかもしれない人にオススメするには手ごろな価格とサクッと読み切れるキネティックノベルシリーズは薦めやすい。
そして、その最新作である終のステラをやってみて気に入っていただけた場合。
- 最近の作品がやりたい→三作同時に発表『LOOPERS』『LUNARiA』『終のステラ』
- ロボット物がやりたい→ロボット三部作『planetarian』『Harmonia』『終のステラ』
という具合に終のステラを起点にして、Keyのキネティックノベルの履修ルートを選べるというわけです。
そしてキネティックノベル作品をいくつか履修した頃には、気がつけばフルプライスの名作たちもインストールされて、鍵っ子仲間が増えていることでしょう。
ぜんすけ
背景で携わらせていただいたひいき目を抜きに、終のステラは本当に楽しめて感動できる万人に薦めたい作品なのでぜひ!!
この記事の冒頭で『JUKEMATA』というタイトルがジュークボックスとオートマタを合わせた造語って話を紹介しましたが、その造語のもとになっているオートマタって言葉は一般的には機械人形ってことで、ロボットのことを意味していると思います。
とはいえオートマタって言葉、最近Key作品で聞き覚えがあるようなと思いませんか。
そう、アニメで放映されていたプリマドールに登場するロボットを自律式機械人形(オートマタ)と呼んでいますよね。
今までのKeyのキネティックノベルロボット三部作での呼び方はロボット、感情人形(フィロイド)、アンドロイド。
『プリマドール』はキネティックノベルシリーズとしても今後展開が発表されているので、これまでのロボット三部作の曲のアレンジアルバムのタイトルでありながら、プリマドールをもさりげなく感じさせるというキネティックノベルのロボット物の過去と未来を繋げるような秀逸なタイトルなのでは!? と個人的に感心してしまいました。
『JUKEMATA』がジュークボックスとオートマタを合わせた造語というのは公式発信による情報ですが、“オートマタが『プリマドール』の自律人形(オートマタ)”とは放送でいってませんし発注時などに知り得た情報でもなく、あくまで僕の個人的な想像(妄想)による感想です。
もしかしたら『ジュークロイド』にしようとしたけど、フィリアからロイドじゃなく別の名前がいいとリテイクされただけかもしれませんね。