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【改訂版発売】デジタルイラストの「背景」描き方事典 CLIP STUDIO PAINT PRO/EX版 シーンを彩る背景・アイテム48

5 min
背景描き方事典CLIP STUDIO PAINT版
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こんにちは出雲寺ぜんすけ(‎@blankcoin)です。

今回は、新たに改訂される拙著についてのご報告です!

2015年に発売され、おかげさまでご好評いただいた『デジタルイラストの「背景」描き方事典 Photoshopで描くシーンを彩る風景アイテム46』こちらがこのたび、CLIP STUDIO PAINT PRO/EX版として改訂され、アイテム数を48に増やして生まれ変わることになりました!

デジタルイラストの「背景」描き方事典 CLIP STUDIO PAINT PRO/EX版 シーンを彩る背景・アイテム48

ぜんすけ

ぜんすけ

『「背景」描き方事典』といつも呼んでましたが、あらためてサブタイトルも含めて書籍名を見直すとめっちゃ長いですね

「クリスタで背景を描けるようになりたい!」という方に、間違いなくオススメできる定番の一冊になっています。

この本の特徴は、個別の対象物に解説を絞っている事典形式なので、パラパラとめくって見たときに、役に立つような、

  • 対象物がどのぐらいのサイズであったり、どういう構造になっているか
  • NG例とOKな例を見比べることのできる解説
  • 作例で使っている色を再現できるように、RGBの値を記載

といった情報や、をふんだんに取り入れています。

なぜ今、改定CLIP STUDIO PAINT版なのか?

正直なところ、以前の書籍はPhotoshop向けだったため、「クリスタだとどうやればいいのかわからない……」と悩んでいた方も多かったのではないでしょうか。

でも、ここ数年のクリスタのアップデートは本当にすさまじく、Photoshopでしかできなかったようなテクニックや表現が、クリスタでも十分に再現できるようになってきたというわけです。

ぜんすけ

ぜんすけ

たとえば本書の解説にも使っていたパペットワープというPhotoshopにしかなかった機能がありました。これと似た機能であるパペット変形がCLIP STUDIO PAINTのVer.4.0から使えるようになったのです!

今回の改訂版は、そういった機能の違いフィルターの使い方などをクリスタ向けに徹底的に解説し直しました!

デジタルイラストの「背景」描き方事典 の特徴

「NG例」がある

イラストを描いていて、「なんか違う気がするけど、何が悪いのかわからない……」とハマった経験はありませんか?

本書では、ありがちな「NG例」をビジュアルで明確に提示しています。

NG例がないと、「自分の絵のどこが悪くて、上手い絵のどこが良いのか」が直感的に分かりづらいんですよね。

でも、NG例と見比べることで、「なるほど、ここをこう直せば良くなるのか!」という気づきが圧倒的に得やすくなります。

「RGB値」が記載されている

さらに、作例で使用している実用的な色の「RGB値」までしっかり記載しているので、色選びに迷う時間を大幅にカットできるのもポイントです。

昨今のイラスト技法書にはこういった「RGB値」や「NG例」を入れるケースも増えてきましたが、その流れを作る一つの転換点となったのが本書にあるじゃないかなと個人的に思っています。
(本書はSBクリエイティブの描き方事典シリーズの1作目なので以降の描き方事典シリーズに型としてリファレンスされたと思いますし、本書刊行後から他出版社の類書の背景イラスト技法書にも「RGB値」が記載されるようになりだしたので)

もちろんそれらは本書以前にもそれらが記載されている書籍はあるにはありましたが、今よりもかなりレアケースだったんですよね。

正直な話、著者視点ではこのRGB値とかわざわざ調べて記載するのはめんどくさいので、この流れを作ってしまったことで他のイラスト技法書の著者さんには、ただでさえ大変な執筆にさらに余計な手間を増やさせてしまい申し訳ないことをしてしまったなと思うこともあったりします。

しかし読者としての僕としては以前の「RGB値」や「NG例」のない頃のイラスト技法書は不便だなと思っていたので読者目線では社会にとってよい影響を与えることができたんではないかなと信じています!

【改訂版の新要素】花畑と水中を追加!

今回の改訂に伴い、新たに「花畑」「水中」の2つの項目が追加されました。これで合計48個のアイテムを収録しています。

水中の背景は、キャラクターイラストでも非常に使いやすいモチーフですよね。水中の泡の描き方など、実践的なテクニックをバッチリ解説しています。

花畑については、花や草地といった要素を組み合わせて一枚絵に仕上げる作例になっています。本書で学んだ別の背景要素を組み合わせて描くとき参考にしていただけたらと思います!

『背景の作画教室』と『背景描き方事典』の違いと使い分け

以前僕が上梓させていただいた『背景の作画教室』という本をお持ちの方もいるかもしれません。

『背景の作画教室』は構成や明暗など絵全体をどのように構成し作品としてまとめあげるかを解説したものです。

それに対して本書『背景描き方事典』は、言うなれば「オブジェクト一つ一つの攻略マニュアル」

背景全体をどう描くかではなく、「木」「岩」「机」といった個別の対象物にポイントを絞って解説しています。

【作品全体】『背景の作画教室』 ⇔ 【部分詳細】『背景描き方事典

この2冊は対をなすような関係性になっていて、組み合わせて使っていただくと、より一層クリエイティブの幅が広がるんじゃないかなと思います。

今回背景描き方事典もCLIP STUDIO PAINT版として改定されたことで両方ともCLIP STUDIO PAINTを使った解説で学ぶことができるので、これから背景イラストを学ぶ初学者にとっても入りやすくなったのではないかと思います。

困難は分割せよ

「困難は分割せよ」という言葉を聞いたことありますでしょうか?

井上ひさしの小説「握手」に登場するルロイ修道士の言葉らしいですが、ルネ=デカルトの「方法序説」にも同様の記述があるようで以下に引用します。

私が検討する難問の一つ一つを、できるだけ多くの、しかも問題をよりよく解くために必要なだけの小部分に分割すること

https://denwadaikou.jp/column/blog/20200723/

そんな哲学者のデカルトの考えをイラストの描き方を当てはめて考えてみますと、背景描き方事典のように小部分に分割した解説をマネしながら実践することは、初めて背景を描くという困難を攻略するのに向いているのではないかなと思います。

そのため拙著の学習の順番としては

  1. 壁のような困難を分割し階段化し小さな困難にした『背景描き方事典』で背景の力を着実に習得
  2. 『背景の作画教室』で一枚絵としてイラスト作品としての まとめ上げる方法を学ぶ

といった流れがおすすめです!

まぁ、これはどっちから読んでいいか悩んでいるならというだけの話で、特に続編とかそういうものではなくそれぞれ独立している著作なのでどちらから読んでくれても問題ない形にはなっています!

定番ソフト(CLIP STUDIO PAINT)×定番技法書(背景描き方事典)で背景を攻略しよう!

僕自身、20年以上ゲーム業界などで背景やアイテムを描き続けてきました。

そこで得た現場の「実用的な知見」を、これでもかというほど本書『背景描き方事典』に詰め込んでいます。

ありがたいことに、前作のPhotoshop版は電子書籍と合わせて3万部以上を突破し、専門学校の教材としても採用していただけるなど、定番の背景技法書として多くの方に読まれてきました。

そして今回、世界一のユーザーを誇るのイラストソフトである「CLIP STUDIO PAINT」に対応したことで、まさに「定番のイラストソフト × 定番の背景イラスト技法書」として、さらに多くの人に使ってもらえるものになったんではないでしょうか。

会社員時代に1番お世話になってデスクに常に置いてた書籍がクリスタ版出たみたいです!(Photoshopユーザーだったので自分は問題なかったです!) クリスタユーザーで背景仕事したい人にはかなりおすすめです!!

https://x.com/_ukai_/status/2037292651381432772?s=20

いつもお世話になっている技法書が改訂!! とてもオススメです。

https://x.com/Mohawkhairstyle/status/2037321597581930677?s=20

↑ありがたいことに本書は現在ご活躍されている方々からもご活用いただいていたとおすすめしていただけました!

座右の書として活用してくれる人がいてくれたら嬉しいなと思い、色々調べたり自分のやっていることを言語化したりして書き上げた本なので、こうして本当にご活用いただいたという報告を目にすることができるのはとてもありがたくて当時の執筆の苦労も報われたなぁと思います。

そんなわけで、本書はこれから背景を描けるようになりたい方、プロを目指している学生の方にとって役立つ王道の一冊となっております。

本書の改定前の本が刊行された当時はまだイラスト描いていなかったから本書の存在を認識されていなかったからもたくさんいらっしゃるんじゃないかと思いますので、今回の改訂版を機にさらに多くのかたに知っていただけたらなと思います!

著者としても納得して購入してほしいのでお近くの書店に足を運んでいただいて立ち読みしていただいて、これは使えそうだぞと確信したうえで買っていただけたらなと思います!

Last Updated on 2026年3月29日 by 出雲寺ぜんすけ

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