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タンスは衣装ケースで代用する。_タンス捨て実践編【ミニマリストへの道】

タンスは衣装ケースで代用する。_タンス捨て実践編【ミニマリストへの道】

前編ではタンスという家具を捨てるべき理由とそのメリットを書いてきた。

≫タンスって家具はもはや過去のモノ。防災のためにも処分した_タンス捨て前編

今度は後編ということで、実際にどうタンスを捨てたのかを紹介したいと思う。

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家具はモノの城塞。タンスを捨てるにはどう攻めるか

まず、大物家具であるタンスはボスクラスの敵である。言わば『城塞』

この城を攻め落とすにはその本丸を攻める準備として別の戦場である程度戦果をあげている必要がある。

すなわち他の場所のモノ減らしを実行しておくということだ。

タンス処分の流れは次のとおりだ。

  1. タンスの中のモノの移動先を考える。
  2. 移動先にあるモノを捨てて場所を作る。
  3. タンスの中の服などを減らしつつ移動先に収める。
  4. タンスを捨てる。

では、順番にみていこう。

1 タンスの中のモノの移動先を考える。

そうはいっても、実際のところ移動先の候補にもモノがあるのでカンタンには見つからないかもしれない。

しかし、衣装ケースを置ける場所というのは限られている。やはり家備え付けの収納になるだろう。

我が家の場合は押し入れである。

せっかくタンスを捨てて移動させるのにその移動先が備え付け収納の外で場所をとっていたら意味がないので基本は押し入れクローゼットになるだろう。

2 移動先にあるモノを捨てて場所を作る。

ここが一番のポイントになる。

備え付け収納にタンスの中身を移動っていっても、押し入れやクローゼットはすでにモノはある、普通に考えたら。

この移動先は時間をかけてでも退治しなくてはならない。逆にいえばこの移動先の備え付け収納の片付けが終わったときがボスである大型家具との戦いが始まるときというわけだ。

我が家の押し入れにあったのは、押し入れ用のハンガーラック

我が家の場合は何が押し入れにあったかというと、押し入れ用ハンガーラックである。

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押し入れ用ハンガーラックに嫁の服がにかけてあった。

そう、ここで単身のミニマリストにはない問題が出てくるのだ。

自分の服だったなら話が早い。

しかし、押し入れにあったのはミニマリスト的なことに興味があるわけでないパートナーの持ち物だ。

これは捨てるわけにもいかない。

ではどうしたかというと……自分の服を捨てた。

押し入れとは別の部屋にクローゼットがあり、そこには僕の服がかけてあった。

じつは以前から服をちまちま減らしてはいたのでこのクローゼットの中身はだいぶと余裕が出始めていた。

じっさいに以前は服だけで埋まっていたところに鞄などもひっかけ収納しても余裕があるぐらいだ。

そこで僕の服をさらに減らして、そのクローゼットのハンガーにかかっているものをほぼカラにした。

そうしてできたクローゼットのスペースに押し入れハンガーにあった嫁の服を移してきたのだ。

こうして、押し入れに衣装ケースを置くスペースを空けることができた。

衣装ケース、2つ先に来たとき撮影した写真。
見たことないクソでかAmazon段ボール箱で配送されてきた。

- まとめ -
タンス→押し入れ→クローゼット。
というモノのスライド移動でタンスの中身をカラにした。

クローゼットの自分の服を捨てる。
押し入れの嫁の服をクローゼットに移動。
タンスの中身を押し入れに移動。

独身ミニマリストなら持ち物すべて自分のものだから単純だが、パートナーがいるとこのようにひと工夫が必要になってくるというわけだ。

3 タンスの中の服などを減らしつつ移動先に収める。

我が家で捨てたタンスは2つあり、合わせると10段以上の引き出しがあったのに追加した衣装ケースは4つ。

どう考えて物量の計算が合わない。

じつはそのとおりで、タンスにあったものを減らさないとさすがに入りきらないのである。

そして既存の衣装ケースもフル活用しないといけない。

ちなみにもともとあった衣装ケースはは7つ。

  1. 長男おもちゃ箱
  2. 次男おもちゃ箱
  3. 保育園のお昼寝シーツ、布団カバーなど
  4. 嫁の持ち物
  5. 水着や子どもの礼服的な衣装
  6. 衣替え服_嫁
  7. 衣替え服_子ども

こんな感じで使っていた。これに今回4つ足して11個になった。

  1. 長男おもちゃ箱
  2. 次男おもちゃ箱
  3. 嫁の持ち物
  4. 水着や子どもの礼服的な衣装
  5. 服_長男
  6. 服_次男
  7. 服_僕
  8. 服_嫁_01
  9. 服_嫁_02
  10. 服_嫁_03
  11. 服_嫁_04

ちょうど次男の保育園のお昼寝ももうすぐ始まる小学生生活に慣らすために終了したので余分にあったものを処分するなどして一つ空きを作った。

そして、子どもたちと僕はそれぞれ衣装ケース一つにオールシーズンで納めた。

自分の服を減らす

僕の服はすでにある程度減らしていて、元からタンスの一段に収まっていたがさすがに衣装ケースのほうが入る量は少なくさらに厳選した。

パーカーとかで室内着でややボロくなってきていたものを捨てて、あまり着ていなかったけどわりと気に入っていたものを普段使いに変更した。

これによって捨てる踏ん切りがつきやすくなったと思う。

― 部屋着に格下げはあり? それともなし? ―
外着とかお気に入りを部屋着に格下げして使うべきではないというようなミニマリストの意見も目にすることはあるが、僕は部屋着に格下げ戦略はありだと思う。

なぜなら『気に入っているけど出番が少ない服』を『気に入っているし普段からよく使っている服』に変えることができるからだ。

しかも、気に入っているわけでもないが使えるから使っていた服を処分することになるので、服のトータルの数は減る

ただし、部屋着で使えるのも枚数が知れているので、すでに大量の出番のない服を所持している場合はこの方法をだけではさばききれない。

そのため売るなり捨てるなり、格下げ以外の処置が必要なケースも多々あるのは確かだ。

子どもの服を見直す

子どもたちの服も嫁と確認しながら減らしていった。

子ども服というのはサイズがあるので、もうすぐ着れるようになるとかすでに着れないのに捨て忘れていたなど増えやすい。

まず、着れないサイズの子ども服はどんどん捨てつつ同じようなものは何枚必要なのかを確認しながら処分した。

そもそも毎日洗濯しているので最低3枚あれば回せるので余裕を持っても5枚。
されにバッファを持たせても7枚あれば1週間なのでそれ以上はいらないんでは?

と相談しつつ減らしていって、我が家の男性陣の服はそれぞれ衣装ケース1段にほぼ収まった。

厳密にいうと僕の服はすべて一つの衣装ケースでなく、スーツなどがクローゼットにあるのと、その時期に使っているTシャツはハンガー収納している。

▲廊下にこれを置いていてそこに上着とTシャツなどをかけている。
立て掛けるだけの商品なので大きな地震では間違いなく倒れると思うが、商品自体がシンプルで軽いため気に入っている。

これを使うようになる以前使っていたハンガーラックは床側にも板があり、掃除がしにくかったのでホコリがたまりやすかった。

嫁の服を減らしてもらった

嫁の服については基本的に僕は口だしせずに自己判断でゆだねた。

ちなみに最終的に嫁の服は4段あるが一段が薄いサイズも使っているのと、もともとかなり重ね着をするタイプなのでかなり減らすのに協力してくれた。

― ポイント ―
・服は入れ物のサイズに合わせて肥大しがち。
・タンスから衣装ケースという小さい入れ物に移すことを目標にすることで今まで許容していた服の余剰を判断するきっかけになる。

4 タンスを捨てる。

ここは一番力仕事だがタンスをなくなった後には爽快感を味わえる。

ジモティーのような無料で引き取りなども考えたが、そもそもタンスは欲しがる人は少なくなってきてるだろうし普通に粗大ごみで捨てた。

普段からジモティーのようなサービスを使っているのだったら心理的ハードルが低いのだろうが、僕はアプリは入れてあるもののまだ使ったことがないので初回でいきなり大物家具を出品するのに躊躇したところがある。

左のが背の高いタンスの下半分。上部を分離させることができるものだったので運び出しやすく助かった。

背の高いタンスについては上下に二つに分離するものだったんでそちらだけで粗大ゴミシールが2枚、低いタンスと合計で3枚いるのか気になった。

しかし、粗大ゴミの電話をかけた際に質問したら、背の高いタンスは1つの粗大ごみ料金で問題ないということだった。

ちなみに引き出しはどこの引き出しか順番がわかるようにおぼえておこう。

似たようなサイズの引き出しでも意外とハマらないので粗大ゴミ置き場でパズルをするハメになるので注意。

僕もその可能性を考えてある程度混ざらないようにしていたつもりだが、運びだすときに子どもも協力してくれてみんなで運んでいるうちに混ざってしまったのだった……。

服は場所とるから減らしがいがある

今回タンスを捨ててみてわかったのはやはりミニマリストの人が「最初に服から減らすと良い」とアドバイスする理由が実感としてわかった。

服はかさばるし、増えがちだけどよく考えたら本当に必要な量は結構少ないのでへらしやすいアイテムでもある。

いきなりタンスを捨てようにも他の収納もパンパンだとどうにもならないので、まずは備え付けの収納に空きができるように服を減らしていくことがポイントだ。

その段階はまだ衣装ケースも買う必要ないしタンスも使っていながら敵の戦力をそいでいくというわけだ。

そうして日常を送りながら備え付けの収納の服をだいぶ倒してスペース確保できた段階で本格的にタンス攻略戦を始めるというわけだ。

服を捨てることでタンスという大物家具を二つも消すことができたので服はモノ減らしの効果が体感しやすくてオススメである。

服は安物なら売れないだろうと見切りをつけやすいので処分するという判断がしやすいのもポイントだ。

しかし、高くて売れる高価な服をたくさんもっている人にとっては、服の処分の難易度もあがるだろうから人によって難易度は異なる。

今回はタンスを捨てて衣装ケースに変えるということをお話してきた。
もちろんガチのミニマリストなら
「衣装ケースもいらん。タンスの代用などなくても小さな収納だけで済む」
というかもしれない。

たしかにそれでこそミニマリストかもしれない。
しかし、家族持ちに実現不可能な提案は特に僕らの生活の向上にならない。

というわけで、普通の人がミニマリストへの道を一歩進むという意味ではタンスの代用として衣装ケースを使うようにするというのがオススメである。

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うちで使ったのは定番の衣装ケースFITs。

サイズが色々あるが押し入れタイプ。クローゼットだと押し入れと奥行が違うかもしないので要確認。

僕も今後引っ越すときは押し入れがあるか、もしくは同じ程度の奥行のクローゼットかどうかを確認するのを忘れないようにしたい。

おわりに

今回タンスを捨てるという話をしてきたわけだが、これは結局のところ不要な服を手放すという話でもあったわけです。

  1. 漫然と服を減らそう、だとモチベーションや強制力が働かないが、タンスを捨てることが一つのマイルストーンになるので服を手放しやすくなる。
  2. いざというときに家族の身の安全やタンスがなくなることのメリットを考えるとタンスの処分しようというモチベーションがあがる。
  3. タンスを捨てるぞ! という目標が服を手放す原動力となる。

というわけで、服を減らすコツはタンスを処分したいと思うこと。

そして、タンスを処分したいと思うには、なんのためにタンスを捨てるのかということやタンスを捨てたときのメリットを知ること

そんなわけで、ただのタンス捨てたメリット語ってるだけでノウハウや役立つコツがなかったかのように思えた▼このブログ記事前編こそ服を減らすコツだったという話。

≫タンスって家具はもはや過去のモノ。防災のためにも処分した_タンス捨て前編

この記事をみてタンス攻城戦にチャレンジした人が無事に陥落させ、タンスのなくなった部屋を手にすることを祈る!

それではまた。