雲の描き方【イラスト背景講座】

雲の描き方2009

■描き方の変化について

空講座を作ってから  少々時間がたって、僕の雲の描き方も以前と
変わってきているのでそこんとこを解説していこうと思います。

まず雲の違いをみるために
空講座のときの↓この雲レイヤーを今回の空に持ってきます。
空の描き方

そして雲の影色も今回描いたのと比較しやすいように変えてました。以前の雲はこのような具合です。
雲の描き方
今回描いた雲は↓こんなです。
雲の描き方2
それではどのように描き方を変えたのかを次から見ていきましょう。
雲の描き方32

■カスタムブラシ

   まず、ひとつはブラシを自分でカスタマイズした
ぜんすけブラシで描くようにしたというのがあります。

今回は使用ブラシプリセットを指定していますが、デフォルトのブラシでも。
参考にできると思います。

動画の青空講座では通常の筆で描いていますので
普通のブラシでもその程度は描けますので、次からの項目を参考にしてみてください。

■細かく点描のように

   木の描き方でもサラッと触れましたが
チョンチョンと描いて形をとると良い形になると思います。

雲の描き方6
一筆書きのように形をとるのは頭の中にかなり明確なイメージが
固まっている、もしくは資料など参考にする必要があります。

そうでない場合はこの描き方を思い出してみてください。

おそらく、この描き方でうまくいくのは、飛びとびになった点をきっかけにして
脳内にストックされている良い雲の形を呼び起こしているのではないかと思います

色々な作品や資料をみて、だれもが普段から良い形というのは脳内にはあるのだと思います。

それゆえ、いいものを見たときに「おお! これはイイ!」と思うのではないでしょうか。

ただ、それを自分で描こうとして、白い紙の上に引き出すには、
なにがしらのきっかけというか刺激が必要なのだと思います。

それを引き出すのがこの描き方です。

僕のブラシプリセットをお持ちであれば
この段階で線画のラフを描かずに雲を塗るので  あれば「BC-b 自然ブラシ」を使うとより描きやすいと思います。

しかし、自然ブラシで形をとった状態ですと雲のやわらかさがなく
カタいので、それをなじませるためには「BC-d ぜんすけブラシ」を使ってください。
このプリセットは消しゴムツールも入っているので
それと併用して雲のふちを馴染ませるように描きましょう。

■指先ツールかブラシ&消しゴムツールか!?

   まずは以前の雲の描き方の主戦力であった指先ツールですが

現在の描き方だとサポート的な役割となっています。

現在はブラシツールと消しゴムツールをメインに形を整えています。

もともと筆の跡のようにできないものかと考えて
指先ツールで整えていました。
雲の描き方5
↑こんなのですね。

しかしそれだけではどうしても指先ツールで描いた感がでてしまい、僕の求める雲にするのは困難でした。

そもそも、消しゴムツールとかは設定を変えないと
ブラシの形にゴッソリ削れてしまいます。
そこで、不透明度や流量を筆圧で調整できる設定にして
微妙に削ったりブラシで追加したりすることで形を整えることにしました。

指先ツールを使わなくなったわけではないので
今までの講座も合わせてご覧いただき、自分にあった使い方を試してみてください。

■ 薄い雲を入れる。

次に重要な小手先のテクニックがあります。
これは知ってしまえばできることなのでぜひ活用してみてください。

上の画像で以前の雲と今回のを見比べてみればすぐわかること
ですが、メインの雲の周りに薄い雲を入れています。

雲の描き方3
こういうのを入れると手軽に良く見せれるポイントなのです。

季節や雲の種類とか特に指定もなく適当に雲描くという場合に
使えると思います。
雲の描き方4
薄雲なし                     薄雲あり

僕のブラシプリセットをお持ちであれば
この薄い雲を描くときは「BC-d ぜんすけブラシ」を使うと
描きやすいと思います。
■ まとめ
まとめると

①ブラシを調節する。
②ひと筆書きでなく、細かく描く
③雲の調節を指先ツールメインから、「ブラシと消しゴムツール」メインに切り替える。
④薄い雲を入れる。

以上の内容をすることで、このような変化がでました。

もっと良く描けるようになったら、またいずれ紹介します。

出雲寺ぜんすけのブラシプリセット

この内容は僕の執筆した書籍でも解説しておりますので合わせてご参考いただければと思います。

背景CGテクニックガイド

2011年1月22日
  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です