以前2019年発売の背景描き方本のまとめ記事を作成しましたが、今回はそれ以前の2018年までの背景技法書をまとめてみました。
今回は数も多かったのでデジタル画材で国内の背景描き方技法書に絞らせていただいています。
海外書籍とかアナログ画材はいずれまた別記事を作成しようかと思います。
Amazonなどで背景の描き方本を探していれば、ある程度は関連書籍で出てきてくれるのですが見落としてしまう本もあったりするのではないかなと思うのです。
そんなわけで過去に出版された本でも埋もれさせてしまうのはもったいない背景描き方本もたくさんあると思いますので、このような形でまとめてみました。
今回は数も多いので今のところ僕のレビューとかコメントを付けていないですが、ここで紹介した背景本の半分以上を所持しているので気が向いたときに追記するかもです。
ジャンプできる目次
廃坑の街 ぽち作品集&作画テクニック
廃坑の街 ぽち作品集&作画テクニック
2018/12/28
ぽち (著)
単行本: 158ページ
出版社: 玄光社 (2018/12/28)
背景イラスト アイデア図鑑
背景イラスト アイデア図鑑
六七質 (著), 空想画廊 (著)
大型本: 208ページ
出版社: ナツメ社 (2018/11/15)
「キャラの背景」描き方教室
「キャラの背景」描き方教室 CLIP STUDIO PAINTで描く! キャラの想いを物語る風景の技術
推定ページ数: 211 ページ
よー清水 (著)
出版社: SBクリエイティブ (2018/3/28)
▲ここまで2018年
背景作画 ゼロから学ぶプロの技
背景作画 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ
mocha (著)
単行本: 144ページ
出版社: KADOKAWA (2017/9/1)
背景素人のための3か月で背景を描けるメイキングDX
背景素人のための3か月で背景を描けるメイキングDX
マクー (著)
推定ページ数: 90 ページ(2017/8/)
東洋ファンタジー風景の描き方
東洋ファンタジー風景の描き方 CLIP STUDIO PAINT PRO/EX 空気感のある背景&キャラのなじませ方
ゾウノセ (著), 藤ちょこ (著), 角丸つぶら (著)
推定ページ数: 168 ページ
出版社: ホビージャパン (2017/7/30)
背景CG上達講座
背景CG上達講座 ゲームに使えるパーツ&シーンの描き方
酒井 達也 (著)
推定ページ数: 211 ページ
出版社: 翔泳社; 1版 (2017/6/5)
▲ここまで2017年
フォトバッシュ入門
フォトバッシュ入門 CLIP STUDIO PAINT PROと写真を使って描く風景イラスト
ゾウノセ (著), 角丸つぶら (著)
推定ページ数: 163 ページ
出版社: ホビージャパン (2016/11/30)
「ファンタジー背景」描き方教室
「ファンタジー背景」描き方教室 Photoshopで描く! 心を揺さぶる風景の秘訣
推定ページ数: 211 ページ
よー清水 (著)
出版社: SBクリエイティブ (2016/10/28)
昭和の東京を描く 背景イラストテクニック
昭和の東京を描く 背景イラストテクニック (超描けるシリーズ)
浅野 (著), garnet (著), げみ (著), mocha (著), くまおり純 (著)
ムック: 191ページ
出版社: 玄光社 (2016/5/31)
▲ここまで2016年
ファンタジー風景の描き方
ファンタジー風景の描き方
ゾウノセ (著), 角丸つぶら (著)
推定ページ数: 164 ページ
出版社: ホビージャパン (2015/12/25)
東方景技帖 東方Projectで学ぶ背景イラストテクニック
東方景技帖 東方Projectで学ぶ背景イラストテクニック
キツネ (著), garnet (著), 市葉葉市 (著), ゾウノセ (著), Niy (著), ひよい (著)
ムック: 159ページ
出版社: 玄光社 (2016/5/28)
ステップアップ式 SAI×Photoshopで描く 背景レッスン
ステップアップ式 SAI×Photoshopで描く 背景レッスン ~季節や時の流れを自在に表現する
garnet (著)
推定ページ数: 211 ページ
出版社: 技術評論社 (2015/12/18)
近景/中景/遠景の描き分けでイラスト・背景がみるみるうまくなる
近景/中景/遠景の描き分けでイラスト・背景がみるみるうまくなる (玄光社mook)
ムック: 143ページ
出版社: 玄光社 (2015/12/10)
ファンタジー背景画 パーツ編
ファンタジー背景画 パーツ編
2015/6/30
aquamary images (著)
大型本: 240ページ
出版社: ボーンデジタル; B5版 (2015/6/30)
ファンタジーの世界観を描く
ファンタジーの世界観を描く コンセプトアーティストが創るゲームの舞台、その発想と技法
富安 健一郎 (著), 上野 拡覚 (著), ヤップ・クン・ロン (著)
出版社: エムディエヌコーポレーション(MdN) (2015/1/30)
デジタルイラストの「背景」描き方事典
デジタルイラストの「背景」描き方事典 Photoshopで描く! シーンを彩る風景・アイテム46
推定ページ数: 203 ページ
出雲寺 ぜんすけ (著)
出版社: SBクリエイティブ (2015/1/30)
▲ここまで2015年
Photoshopで描く 漫画、イラストのための背景画の教科書
Photoshopで描く 漫画、イラストのための背景画の教科書
菊池 杏子 (著)
出版社: エムディエヌコーポレーション(MdN) (2014/4/21)
SAI×Photoshopで描く背景イラストテクニック
SAI×Photoshopで描く背景イラストテクニック
garnet (著)
推定ページ数: 179 ページ
出版社: 技術評論社 (2014/8/26)
幻想的な背景を描く
幻想的な背景を描く: 緻密なドロウイングでつくるリアルな異空間
六七質 (著)
単行本: 143ページ
出版社: 誠文堂新光社 (2014/8/11)
プロが教える アニメ背景画の描き方
プロが教える アニメ背景画の描き方
加藤 浩 (著)
単行本: 128ページ
出版社: ソーテック社 (2014/7/19)
▲ここまで2014年
プロの絵師に学ぶ背景イラスト上達テクニック
プロの絵師に学ぶ背景イラスト上達テクニック
2013/12/20
Neyagi (著), 浅野 (著), 祐壱 (著), 六七質 (著)
単行本: 176ページ
出版社: エムディエヌコーポレーション (2013/12/20)
背景CG実践テクニック
背景CG実践テクニック
単行本 2013/12/1
彩玉 (著)
単行本: 159ページ
出版社: 工学社 (2013/12/1)
デジタル作画法 アニメで見た空と雲のある風景の描き方
デジタル作画法 アニメで見た空と雲のある風景の描き方
Bamboo (著)
単行本: 144ページ
出版社: ナツメ社 (2013/4/9)
▲ここまで2013年
デジタル背景の描き方
デジタル背景の描き方―写真を超える、美麗CGを描こう!
2012/12/1
ふぉ~ど (著), コミックスドロウイング編集部 (編集)
単行本: 111ページ
出版社: 誠文堂新光社 (2012/12/1)
Photoshopで描く! ファンタジー背景画
Photoshopで描く! ファンタジー背景画
aquamary images (著)
単行本(ソフトカバー): 176ページ
出版社: ワークスコーポレーション (2012/12/3)
背景イラストメイキング講座
背景イラストメイキング講座
草壁 (著)
推定ページ数: 176 ページ
出版社: 翔泳社; 1版 (2012/11/12)
▲ここまで2012年
背景イラストの描き方-デジタル編
背景イラストの描き方-デジタル編
コミックス・ドロウイング編集部 (著)
2011/7/20
単行本: 143ページ
出版社: 誠文堂新光社 (2011/7/20)
背景CGテクニックガイド
背景CGテクニックガイド―「パース」「空気遠近法」「透視図法」から「室内」「自然物」まで具体的テクニック満載!!
出雲寺 ぜんすけ (著)
出版社: 工学社 (2011/1/1)
単行本: 159ページ
出版社: 工学社; 新装版 (2017/2/1)
新装版は2017年発売ですが、最初に発売されたのが2011年。背景描き方書籍の幕開けとなりました。
2011年以前は書名に背景をいれたデジタルイラストの技術書はなかったと思います。
2009年に出版された増山 修さんの著作である
学校では教えてくれない風景スケッチの法則
こちらはアナログの画材なので今回のまとめ対象ではないのですが、こちらの本が当時話題になったことで、イラスト向けの背景教本がなかった状況を変えるきっかけになったのではないかと思います。
▲ここまで2011年
まとめ
というわけで2018年までに発売されたカラーのデジタルイラスト背景の技法書をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
- 2018年発売 3冊
- 2017年発売 4冊
- 2016年発売 4冊
- 2015年発売 6冊
- 2014年発売 4冊
- 2013年発売 3冊
- 2012年発売 3冊
- 2011年発売 2冊
▲せっかくなので年ごとの発売冊数もまとめておきました。
2019年のまとめ記事では7冊紹介しましたが、カラーデジタルの背景本に絞ると3冊になるかと思います。
なので、日本のデジタル背景イラスト技法書元年といえる2011年から毎年平均して3.5冊ぐらい出版されているようですね。
すでに前半戦で3冊なので後半しだいでは多く出版された年になるかも!?
この記事では国内のデジタル背景イラスト本に絞らせていただきましたので、漫画向けとかアナログ画材のみまたは海外の翻訳本はまた別記事でまとめたいなと思っています。
最初の一冊に迷ったら
まだ1冊も持っていないけど、たくさんあって結局どれから買えばいいか迷ってしまいます……
ということであれば、背景CGテクニックガイドとデジタルイラストの「背景」描き方事典から読んでみることを、僕は当然のようにオススメさせていただきます!